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2007年2月 3日 (土)

国民新党+社民党=

日本経済新聞は風向計に野党共闘に関する記事が。

(以下、日本経済新聞の記事より引用)
「引き裂かれそうな愛」のゆくえ

政治部 亀真奈文(1月29日)

新年まであと10日ほどとなった昨年末、民主党の鳩山由紀夫幹事長は地元・北海道へ向かう飛行機の中で、約30年前のヒット曲「たそがれマイ・ラブ」を偶然聴いていた。曲中の「引き裂かれそうな、この愛」の歌詞が、防衛庁の省昇格や教育基本法改正を巡るスタンスの違いなど先の臨時国会の重要案件で揺れた野党共闘の姿を思い起こさせた。

選挙最優先で小沢一郎代表が推進する野党共闘。7月の参院選で自民、公明両党を過半数割れに追い込むのに焦点となる1人区や、前哨戦となる一連の知事選・政令指定都市の市長選で、社民、国民新両党との選挙協力を可能な限り模索している。小沢氏は「立場の違いは多少あるが、反自公では共産党も社民党も同じ。協力できるところはできるだけして、野党で参院過半数を取りたい」とも訴え、共闘相手として共産党も排除しない考えだ。

地方選の天王山となるのが東京都知事選だ。小沢氏は民主党東京都連の円より子会長に「野党全員で戦えるといいね」と元旦からハッパをかけた。共産党の市田忠義書記局長は「政策協定ができればあり得る」と大型首長選での共闘に柔軟姿勢を示す。共産党は4月の札幌市長選では自主投票を決め、民主推薦の現職を消極的に支援する異例の形になった。与野党対決型の首長選で「共産党は候補者を降ろすかもしれない」(民主党関係者)との期待が膨らむ。

しかし、野党共闘の道は決して平たんではない。よい例が昨年11月の沖縄県知事選だ。全野党共闘を重視したあまり、共産、社民と距離を置く一部の民間労組の動きが鈍くなり、野党敗北の原因の1つになったと言われる。2月4日投開票の愛知県知事選でも、民主陣営の中核部隊であるトヨタ自動車グループや中部電力など民間労組との距離感から、オール野党の選挙態勢づくりは頓挫した。

「民主党は野党第1党。心を広くして」。社民党の又市征治幹事長と国民新党の亀井久興幹事長は24日、鳩山氏と国会近くの日本料理店で約1時間にわたり向かいあった。又市、亀井両氏は通常国会での野党共闘を重要する立場。野党がバラバラで国会に臨んでいては与党が勢い付くだけとの懸念が強い。「格差拡大阻止」など国民新党の政策は、都市と地方の均衡発展を目指す戦後の「日本型社民主義」に近く、社民党とは意外にウマが合う。両党がコンビを組み民主党の国会対応を批判する構図が臨時国会で多く見られた。

又市氏らが「心を広く」と鳩山氏を諭したのは、鳩山氏が共産党批判のボルテージを上げていることを念頭に置いている。共産党が党機関紙「しんぶん赤旗」で民主党攻撃を連日展開。事務所費問題などの報道を鳩山氏は「意図的、作為的」と厳しく批判。周辺には「共産党と話ができる雰囲気じゃない」と漏らしている。

表向き結束を誇る民主党の「トロイカ体制」だが、何よりも選挙重視の小沢氏、市民運動出身でリベラル色の強い菅直人代表代行、保守的な鳩山氏と、カラーはそれぞれだ。党内保守派からは共産、社民両党との共闘強化について、「配慮しすぎ」との批判も根強い。鳩山氏の共産党批判にも、根っこには思想信条にかかわる部分がある、と見る向きも多い。

共産、社民などとの融和姿勢をとればとるほど反発する党内保守派をどうまとめるか。野党共闘の効果を測るには、反・与党票の足し算だけでなく、逃げていく保守票との引き算も必要になる。「引き裂かれる」のは野党共闘か民主党内の融和か。それとも絶妙のバランスでハッピーエンドを演出するか。「壊し屋イメージが薄れてきた」(民主党若手議員)との声も出始めた小沢氏の腕の見せどころだ。 (引用終わり)

ホント意外にウマが合っているようで、民主党と共産党と社民党と国民新党の連携って言うのは、実のところ右派民主党と国民新党と、左派民主党と共産党と社民党なんて感じになるようなと昨年の秋頃思っていたのが小生のようなド素人である、ホント事実は小説よりも奇なり。

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「それに対し日本の国民が反論し、行動を起こさないことになおさら危険を感じている」だそうですが、もう少しまともな野党が存在するのであればこちらももう少し動きます。まともな野党がいないからこそ、しかたなく現在の与党に甘んじるしかないわけですから。... [続きを読む]

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