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2007年1月27日 (土)

政治と金と言うより政治文化の問題

(以下、毎日新聞の記事より引用)
参院副議長辞任:小沢民主党代表の指導力に疑問符

角田義一参院副議長の政治資金不記載問題を毎日新聞などが報道してから10日後の26日、角田氏は身内の民主党内からの辞任圧力に押される形で副議長辞任を決断した。ここまで対応が遅れたのは党執行部の危機感の欠如と、責任を回避する内向きの論理が先行したためだ。決着まで1カ月を要し、前原誠司代表(当時)が辞任に追い込まれた昨年の偽メール問題の二の舞いになりかねない危うさもあっただけに、小沢一郎代表の指導力に疑問符がつく形となった。

「参院(執行部)では難しそうだから、私が直接やる」

民主党執行部が「角田氏辞任やむなし」の方向へかじを切ったのは24日夕、小沢一郎代表が菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長と協議した席で自ら収拾に乗り出す意向を表明してからだ。

「政治とカネ」問題が焦点となる通常国会の開会を25日に控え、この問題の処理に手間取れば国会審議で劣勢に立たされる恐れがあるだけでなく、小沢氏が政治生命をかける参院選にも影響しかねない。小沢氏が安倍晋三首相の施政方針演説に対する代表質問に立つ29日より前、つまり週内の決着が事実上のタイムリミットに設定された。

それまで小沢氏らはこの問題の対応を輿石東参院議員会長ら参院執行部に一任。参院執行部側が23日の幹部協議で「本人が問題ないと言っているから問題ない」と報告するなど角田氏擁護の姿勢をとっていたことが対応の遅れにつながった。

参院側が当初、辞任回避の方向で動いたのは、角田氏への身内意識とともに、党群馬県連の内紛が問題の背景にあることへの同情論も根強かったからだ。角田氏自身、26日の会見で「県連は昨年6月から事実上、分裂状態にあり、会計帳簿や預金通帳が流失した」と述べ、「裏帳簿」とされる資料が県連内から漏れたとの認識を示した。

角田氏は旧社会党系グループの長老格。所属する同県連は角田氏ら旧社会党系と保守系の対立が泥沼化しており、労組出身議員の多い参院側には、保守系が大勢を占める衆院からの辞任圧力に反発もあった。

小沢氏の意向を受け25日の両院議員総会で鳩山氏が「一日も早く対応していきたい」と早期辞任を促す執行部の方針を表明。同日夕に小沢氏が角田氏と会談することも検討されたが、角田氏の反発が懸念されたため、26日午前にかけて輿石氏が断続的に角田氏と協議し、角田氏も辞任を受け入れた。

結局、表立っての小沢氏の「出番」はないまま、「ギリギリのタイミング」(党幹部)での事態収拾となった。この間、党執行部の対応は「いかに傷口を小さくするか」という内向きの論理に終始。裏帳簿の真偽を積極的に国民に説明する姿勢もみられず、今後の国会審議にも重い課題を残した。【平田崇浩】毎日新聞 2007年1月26日 20時52分 (最終更新時間 1月27日 0時26分)(引用終わり)

(以下、時事通信の記事より引用)
2007/01/27-17:23 参院副議長、江田氏軸に調整=慣例、政治倫理を重視-民主

民主党は27日、選挙資金の不正処理疑惑で角田義一参院副議長(民主党会派を離脱中)が辞任表明したのを受け、後任の人選に本格的に着手した。党執行部では、参院側のトップである参院議員会長経験者を副議長に推してきた慣例に従い、江田五月元科技庁長官(65)を軸に党内調整を進める方針だ。

同党の今泉昭参院幹事長は同日、千葉市内での会合で、後任について「こうした問題を2度と起こさない人にしないといけない」と述べ、政治倫理に厳しい議員が望ましいとの考えを表明。参院幹部は「議員会長経験者から選ぶという慣例を覆すのは容易ではない」と述べ、唯一の経験者である江田氏を軸に人選を進める考えを示した。江田氏は弁護士出身で、党の倫理委員長を務めている。(引用終わり)

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