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2006年12月14日 (木)

思えばTMやらせを指摘したのも民主党ではなく共産党だったか

小生のようなド素人がよくよく考えてみると、今秋は党内政局のオンパレードでしかなかったように思える。
自民党は復党騒ぎ、民主党は路線騒ぎ。自ら語らぬ総裁と対応で揺れる代表は、それぞれの騒ぎを表面的に収めては見せたがその次が見えない。その隣で数字が踊っているだけなのだ。

何を言っているのだろう、という動きも目立つ。
小泉前総理の口数の少ない断言型の劇場路線に苦言を呈していた人が、安倍総理の切った貼ったのない説明の多いやり方に苦言を呈して「小泉時代が懐かしい」などと、よりややこしくなった国際政治を「冷戦時代が懐かしい」的なジョークを"真顔"で言ったり記したりしているのには呆れる。野党第一党の代表経験者が「面白さ」を持ち出してみたり・・・そういう滑稽な「面白さ」がある政党だから政権が取れないのだ。

党内政局ばかりだったことを物語るのが、教育基本法改正に関わるもの。

(以下、毎日新聞の記事より引用)
教育基本法改正案:対応揺れた民主党、戦略不在印象づけ

教育基本法改正案の参院特別委員会可決を受けて内閣不信任決議案の提出にこれまで及び腰だった民主党が一転、容認方針に転じた。提出を強く主張する共産、社民、国民新3党との野党共闘崩壊を回避するためだが、対応が揺れ動いたことは、戦略不在を印象づけた。

「幹事長・書記局長会談をもっと早くやるべきだった」。提出方針を決めた会談では国民新党の亀井久興幹事長が特別委採決前の不信任案提出に踏み切らなかった民主党を批判、鳩山由紀夫幹事長は「ここまで遅れたことは申し訳なかった」と頭を下げた。

内閣不信任案に対する慎重姿勢を民主党が転換したのは14日午前、党のCM撮影で顔を合わせた小沢一郎代表ら幹部の協議だった。小沢氏は鳩山氏に「野党でしっかり協力できる道も考える必要がある」と指示した。亀井氏が同日午前の緊急会見で「民主党からは歯切れの悪い対応しかなく残念だ。国会対策と選挙は連動して動いている」と選挙協力への悪影響をほのめかすなど、ほかの野党は民主党批判を強めていた。

民主が慎重だったのは「否決されたら安倍内閣を信任したことになる」という理由だけでなく、衆参執行部間の足並みの乱れも影響していた。参院側は改正案反対を訴えながら会期内の採決を容認する融和路線をとり、徹底抗戦には抵抗。小沢氏の指示を受けた鳩山氏が輿石東参院議員会長らの説得に動いたが、参院特別委員会の採決前の提出は参院側の反対で見送られた事情がある。

結局、14日夕の特別委採決も野党側が委員長に詰め寄る場面はあったものの、退席や実力阻止には至らず、与党側は「単独強行採決ではなかった」と強調。民主党の参院幹部も「強行採決とは考えていない。明日(15日)の本会議も出席する」と語り、同改正案をめぐり審議拒否に踏み切った衆院側との温度差は隠せなかった。

幹事長・書記局長会談後、鳩山氏は「強行採決に強い憤りをもって抗議する。内閣不信任案の提出をはじめとして、衆参で協力しながらあらゆる手段を講じていきたい」と強硬姿勢を強調、野党共闘に配慮をみせた。ただ、「日本を愛する心」を明記した対案を提出した民主党が「政府案の成立阻止」を唱えることに共産、社民両党は疑念を抱き続けていた。不信任決議問題が来夏参院選を控えて相互不信を再燃させた感は強い。【須藤孝】毎日新聞 2006年12月14日 21時04分 (最終更新時間 12月14日 21時41分)(引用終わり)

強行採決の定義を巡ってすら一致できない民主党を自民党は敵と見いだせずにいる。しかし安倍総理は党内に新しい敵を見つけようとはしないが、党内で懸案を抱えている。無敵とは敵わぬものがないほどに強い様、とのことだが、政治の世界における「464」の無敵というのはそれはそれで大変なんだなと考えさせられる。

教育基本法改正は大改革の入り口で、防衛庁「省」昇格というのもまた国防改革への大きな一歩。すんなり成立はめでたいことだが、インパクトに欠けるのは無敵という敵の不在ゆえ、なのだろうか。

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