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2006年12月 3日 (日)

国会の議席は地方の首長になるための腰掛けではないんだから、民主党・荒井聡衆院議員の「今の時期は国政を全うしたい」が正論、のはずなのだが

よくよく考えてみれば、比例復活の議員が地方首長へ鞍替えするケースが多すぎる。国会議員の進退に関して有権者のリコールはない、となれば、その進退は議員個々人の判断によってしかるべき判断を下せばよいように思うのだが、多すぎる。何かやらかして、選ばれたという責任を放棄しないしはその責任を痛感するからこそ辞職するケースはあるだろうが、国会議員に選ばれましたが地方の首長になりたいので国会議員を辞めますというのはいかがなものか。

出馬を要請されたという民主党・荒井聡衆院議員の「今の時期は国政を全うしたい」という発言は正論だ。

(以下、毎日新聞の記事より引用)
北海道知事選:民主党の荒井衆院議員が出馬の意向

来春の北海道知事選で、民主党の荒井聡衆院議員(60)=比例区北海道ブロック=は1日、立候補する意向を固めた。国会が閉会する15日以降に出馬表明を行う見通し。

荒井氏はこの日、国会内で、民主党北海道などでつくる「政権戦略会議」の鉢呂吉雄・党道代表から出馬要請を受けた。荒井氏は「今の時期は国政を全うしたい」と受諾の意志を明らかにしなかったが、その後、記者団に対し、国会議員として地方分権推進法など地方自治政策に長年携わってきたことを挙げ、道政運営への意欲をにじませた。また、高橋道政に対し、「改めなければならないところもあるんじゃないか」と指摘。特に道州制特区法案については「北海道(の側)にもっと(国に対して)闘う姿勢があっていい」と、高橋はるみ知事のスタンスを批判した。

3日には荒井氏が支部長を務める北海道3区総支部拡大幹事会が、4日には統一地方選をともに戦う民主党道議団がそれぞれ荒井氏に出馬を要請する予定。

知事選には、再選を目指す高橋知事が既に立候補を表明し、共産党は独自候補の擁立を目指している。

荒井氏は石狩管内当別町出身。東大卒業後、農水省に入省。93年に衆院議員に初当選し、現在4期目。【内藤陽】毎日新聞 2006年12月1日 23時50分 (最終更新時間 12月2日 0時31分)(引用終わり)

要請する側からすれば、比例復活の議員だから北海道ブロックで民主党に入れた有権者の意志も民主党北海道選出議員が減るわけではないのだから反映され問題ないという事情もあるのかも知れない。しかし、比例復活させたのは小選挙区の中でその候補者に入れ、もし小選挙区で落選しても比例で復活して欲しいという有権者の意志あってこそだろうと思うのだが。

小生のような政治のド素人にはそう思えてならない。あといくつか引っかかる。

荒井議員の正論はその通りであるが、正式に立候補している議員もいることを考えると公選法の問題点という側面から引っかかるし、地方分権の先駆けとなるだろう北海道、その地域政党の動きがあまり見えてこない点。
そして、なによりも引っかかるのは、民主党は北海道の知事選挙に向け公募を実施していて、著名人や若手官僚の名前が取りだたされていた。7月下旬のことである。

(以下、共同通信の記事より引用)
北海道知事選公募に7人 山口教授や寺島氏らの名も

民主党北海道や連合北海道などで構成する北海道政権戦略会議は31日、来年春の道知事選候補者を公募した結果、自薦1人、他薦6人の計7人の応募があったと発表した。

「本人の了解が得られていない」として氏名は公表していないが、同党周辺では北海道大の山口二郎教授(48)や寺島実郎三井物産戦略研究所長(58)といった民間人のほか、若手財務官僚の渡部康人氏(38)を推す動きがある。同党の鉢呂吉雄衆院議員(58)と逢坂誠二衆院議員(47)も含まれているとみられる。

書類審査を経て、10月中旬の臨時道連大会までに候補者を決定する予定で、党員らによる予備投票も検討している。(引用終わり)

民主党に人材が集まらないのは分かったが、だからといって国会の議席を地方首長になるための腰掛けのようにあつかうのは、やはりいかがなものだろうか。

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