« とくダネ!小倉さんの発言に涙が | トップページ | 隠語が復活する政局-昔と違って民主党は対案を出している、ただ「寝ている」のだからそれは「寝言」と受け取られても仕方ないのではないか »

2006年11月16日 (木)

自らの法律案の採決を拒否し「寝ている」民主党は民主党案をどう思っているのだろうか、それを尻目に政府与党は構造改革特区で教育関連のものを打ち出す

共産党・社民党・国民新党は審議拒否であるが、民主党には審議拒否に加えて民主党案の採決拒否が加わる。
賛否を問われて胸を張り賛成の理由を締めくくりの質疑の中で説明する自信、民主党はそんな自信もないままに法律案を提出していたのか。審議拒否に加えて採決拒否という行動を見せつけられるとそう思えてくる。民主党に投票した有権者の意志を代表する職務を放棄する甚だ無責任な行動で、その間の歳費は議員パスはなどいろいろ考えさせられる全く理解不能な行動だ。

とは言え、民主党には日本国教育基本法案に対する意欲は並々ならぬものがあったのかも知れない。民主党のホームページにはコンメまでもが掲載されているぐらいなのだから。ぱぱっと読んで個人的には民主党案の前文の「新たな文明の創造を希求する」と民主党案第18条あたりは引っかかるが、後はそれほど与党案と大差がないような気もしていた。コンメ以外にも、なぜ今改正する必要があるのかといったことを示していたり、アンケート調査を引用していたりもする。

しかし、その法案そのものの賛否を問うことに尻込みするのが民主党っていうのだから。今、改正し諸問題の解決のきっかけとする必要があると実は感じてなかったのだろうか。野党共闘というのであれば、審議拒否や採決拒否といったいわゆる「寝ること」を共闘するのではなく、他の野党を民主党案に賛成するための説得を重ねて、胸を張り賛成するという共闘があっても良かったのではないか。

(以下、東奥日報の記事より引用)
教基法案可決の背景/審議拒否見越した与党

与党が十五日、教育基本法改正案の単独採決に踏み切ったのは、野党が審議拒否するのを見越して「採決時の混乱がなければ、十九日の沖縄県知事選への悪影響は少ない」(幹部)と判断したからにほかならない。一方、野党側がそろって委員会を欠席した背景には「共産、社民両党が民主党対案に反対すれば、野党共闘に亀裂が走り沖縄知事選にはマイナスになる」との事情も。“静かなる採決”は知事選を有利に運ぼうとの双方の「思惑の産物」だった感は否めない。

「これまで野党の主張通りに審議を進めてきた。(新聞などで)『強行採決』という見出しを付けないようご注意いただきたい」。衆院教育基本法特別委員会での可決直後に記者会見した与党側筆頭理事の町村信孝前外相は、採決の正当性を強調してみせた。

与党内では、十三日に採決の来週への先送り論が強まった。十二日の福島県知事選で苦杯をなめたのを受けて「強行採決は沖縄県知事選の不安要因になりかねない」と懸念したためだ。

しかし十二月十五日までの国会会期を見据えれば、参院送付をこれ以上先送りすると、年末の予算編成の支障となりかねない会期延長が不可避になる。ジレンマを抱えた自民、公明両党に十四日になって飛び込んできたのが「野党は十五日午後から審議拒否に踏み切る」との情報だった。

「野党が寝るなら、混乱した議場の光景がテレビで何度も映し出されることはない。『数の横暴』との印象も与えない」。与党幹部は採決方針を確認し、町村氏が「十分な審議時間を確保し、野党の要求通り中央公聴会も開催してきた」などと採決の正当性をまとめた文書を作成。安倍晋三首相は十四日夜、町村氏に電話で「文書は分かりやすくていい。その方針でやってほしい」とゴーサインを出した。

野党は政権にダメージを与えようと徹底抗戦。十五日午前には、国民新党の亀井久興幹事長が緊急会見し、山本拓農水副大臣が同党の糸川正晃衆院議員に採決への協力の見返りに自民党入党を持ち掛けたと主張した。

野党各党は一斉に「法案を議席で買収するような話だ」と反発。特別委の野党委員は民主党国対役員室に集結し、気勢を上げた。

審議拒否が世論の支持を得られるのか、野党内には不安視する声もある。しかし民主党の小沢一郎代表は十五日夜、都内のホテルで鳩山由紀夫幹事長と会談し「野党が共同歩調をとれたのは大きい。与党の国対は間違えたんじゃないか」と強気の姿勢を崩さず、参院でも抵抗姿勢を貫く方針。これに対して与党幹部は「春まで冬眠するつもりか。こちらで起こしてあげる算段を考えないと」とつぶやいた。(引用終わり)

はっきり言って野党は共同歩調と言うよりも、まさに「同床異夢」だ。タウンミーティングの質問が「やらせ」なら、野党の国会の方針は審議拒否という名の「居眠り」と言えなくもない。

そんな寝ているだけの野党を尻目に、政府与党は改革を進めていく姿勢でいる。

(以下、日本経済新聞の記事より引用)
改革特区32件認定を了承・自民部会

自民党内閣部会は15日午前の会合で、国の規制を地域限定で緩和する構造改革特区として新たに32件を認定する政府の方針を了承した。主な内容は(1)小中高一貫で運営し、教育課程も6・3・3制でなく4・3・5制の公立校の設立を認める(2)小学校で教える科目に「農業」を新設する――など。政府は16 日に正式決定する。安倍内閣での認定は初めて。 (11:17)(引用終わり)

それにしても北朝鮮問題があるというのに、本気で「寝続ける」つもりなのだろうか。

|

« とくダネ!小倉さんの発言に涙が | トップページ | 隠語が復活する政局-昔と違って民主党は対案を出している、ただ「寝ている」のだからそれは「寝言」と受け取られても仕方ないのではないか »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/69096/4216463

この記事へのトラックバック一覧です: 自らの法律案の採決を拒否し「寝ている」民主党は民主党案をどう思っているのだろうか、それを尻目に政府与党は構造改革特区で教育関連のものを打ち出す:

« とくダネ!小倉さんの発言に涙が | トップページ | 隠語が復活する政局-昔と違って民主党は対案を出している、ただ「寝ている」のだからそれは「寝言」と受け取られても仕方ないのではないか »