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2006年11月12日 (日)

「しがらみがない」の自民・民主の逆転現象、造反議員復党が影響したような、他

福島県の政治家、というとやはり渡部民主党最高顧問の名前が思い浮かぶ。また、いわゆる造反組と呼ばれる荒井広幸新党日本幹事長もまた福島県の政治家である。

その福島県で行われた出直しの知事選挙、党派色を薄めて県民党といった感じのことや党の支持者をまとめきれなかったといったようなことが言われているが、小生みたいな政治のド素人は今回、自民・公明そして新党日本が推薦という感じだったのかと言うことを今日の記事で初めて知った。

(以下、日本経済新聞の記事より引用)
福島県知事に佐藤氏が初当選

前知事の辞職に伴う福島県の出直し知事選は12日投票、即日開票の結果、無所属新人で前参院議員の佐藤雄平氏(58)=民主・社民推薦=が、無所属新人で弁護士の森雅子氏(42)=自民・公明・新党日本推薦=らを破って当選した。県労連議長の小川英雄氏(57)=共産推薦=、元県議の川田昌成氏(63)、発明家の高橋喜重氏(58)を加え5人が立候補する激しい選挙戦となった。

今回の知事選は佐藤栄佐久前知事が県発注工事を巡る談合事件に実弟がかかわっていたため、引責辞職したことから行われた。前知事はその後収賄容疑で逮捕された。一連の事件を受けた知事選は、14年ぶりに与野党相乗りを解消。各候補とも県政刷新を訴え、県民の信頼回復に取り組むと強調した。

選挙戦は佐藤氏と森氏の事実上の一騎打ちとなった。佐藤陣営は「県民党の立場で県政に取り組む」と強調、民主党や社民党、連合福島などの組織票以外にも支持を広げる作戦を展開した。対する森陣営は自民党幹部が相次ぎ福島県入りして積極応援したが、一歩及ばなかった。 (22:45) (引用終わり)

そして落選と報じられ・・・・いや、この間の補選よりも結果を知ったのは早かったような気もする。

候補者に関するバックグラウンドについて朝日新聞が詳しい。思い出したのは先のアメリカの中間選挙。

(以下、朝日新聞の記事より引用)
民主、社民推薦の佐藤氏が初当選 福島出直し知事選
2006年11月12日21時47分

県発注工事を巡る談合事件で知事が辞職したことに伴う、福島県の出直し知事選は12日に投開票され、前参院議員の佐藤雄平氏(58)=民主、社民推薦=が、県労連議長の小川英雄氏(57)=共産推薦=、温水器製造販売会社社長の高橋喜重氏(58)、弁護士の森雅子氏(42)=自民、公明推薦=、元県議の川田昌成氏(63)を破り、初当選した。談合事件が前知事の汚職事件に発展し、県内に動揺が広がる中、佐藤氏は、支持組織に加えて、長年培った人脈をフル活用し、手堅く票を固めた。10月の衆院2補選で連敗した民主党にとっては、来夏の参院選に向け、巻き返しにつながる勝利となった。

選挙戦は、県発注工事を巡る談合事件で引責辞職した佐藤栄佐久前知事が告示直前、収賄容疑で東京地検特捜部に逮捕された中で始まった。これまで知事選の実動部隊になってきた県議や地元建設業界の動きが鈍る中、従来と異なる戦いが展開された。

佐藤氏はもともと、民主党の渡部恒三最高顧問の秘書。今回、渡部氏からの強い要請もあり、参院議員を辞めて立候補した。出身地の会津地方を中心に、商工会や建設業界、農協などとのつながりも深い。

陣営では、民主、社民両党の支持層、連合福島の組織票を固め、さらに一党一派に偏らない「県民党」を掲げ、自民支持層も切り崩した。そのために、佐藤氏が秘書時代から培ってきた幅広い人脈をフル活用した。

終盤に「接戦」の報道が伝えられると、無党派層の取り込みにも力を入れ、勝利をつかんだ。

一方、自民党からの要請を受けて立候補した森氏は、同県いわき市の出身ながら、長く地元を離れており、知名度はひとんどゼロだった。女性の視点から少子化対策に言及するなどのイメージ戦略を展開し、「しがらみのなさ」を逆手に「クリーンな県政の実現」を訴え、無党派層の支持を広げた。だが、知名度の低さが最後まで響いた。(引用終わり)

アメリカの中間選挙では、民主党らしからぬ保守的な民主党議員が誕生したという話もある。今回の福島県知事選、日本の民主党にとっては、「しがらみのない」民主党らしからぬ地元に深いつながりのある元職の参院議員から転身した知事が誕生した選挙、そして自民党にとっては、造反組復党がさほど選挙結果に結びつかず、無党派票を相手候補に持っていかれるという現象を引き起こす、というのは現実的な話だと考えさせられる選挙とも言えるのかも知れない

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