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2006年11月20日 (月)

「寝る」だけで「起きる」算段も与党頼みだった民主党

以下引用する毎日新聞の記事中にある、民主党幹部の「沖縄で負けた昨日の今日で(審議拒否から)起き上がるのはみっともない」と発言と、青木自民党参院議員会長の「小沢はああいう男だから、ちゃんと担保を取れ」と発言がすべてを表している。幹部がみっともないからといって審議入りを送らせようと言う民主党、参院議員会長がしっかりと審議するという担保を取れと参院国対委員長に指示する自民党、という構図。国対委員長が何言ったところで説得力がない。

(以下、毎日新聞の記事より引用)
国会:21日正常化へ 教育基本法、22日参院審議入り

自民、民主両党は20日、野党が審議拒否を続けている国会の正常化へ向け21日に国対委員長会談を開くことで合意した。野党側が求めていたいじめや履修不足、タウンミーティングのやらせ問題、「核保有」発言などを審議する衆院予算委員会の開催に与党側が応じるとみられる。これを受け野党は審議復帰を決定する構えで、国会は与党が教育基本法改正案を衆院特別委で単独採決した15日以来6日ぶりに正常化する見通しとなった。

参院の与野党も20日、断続的に国対委員長が会談し、同改正案の特別委での審議入り日程を協議。野党側が21日に特別委の委員名簿を提出するのを待ち、同日中に委員長と理事の構成を決定、22日から法案審議に入る方向で調整することになった。【衛藤達生】

■沖縄県知事選の推薦候補敗北で野党が判断

沖縄県知事選から一夜明けた20日、推薦候補が敗れた野党は衆参両院の審議拒否継続は困難と判断し、21日に国会正常化で与党と合意する見通しとなった。教育基本法改正案の衆院採決に「徹底抗戦」のこぶしを振り上げてみたものの、知事選の敗北で一気にトーンダウン。与党との対決を演出する「選挙目当て」の審議拒否だった感は否めず、民主党内では野党共闘を主導した小沢一郎代表らに「審議拒否なんて古いことをやっていたら国民は離れていく」(幹部)との批判も聞かれた。【須藤孝、中澤雄大】

知事選に勝利した与党側は20日午前から攻勢に出た。自民党は同日午後の国対委員長会談開催を民主党に呼びかけるとともに、参院では教育基本法改正案を審議する特別委員会の委員名簿を同日夕までに提出するよう野党に迫った。自民党の矢野哲朗参院国対委員長は安倍晋三首相ら全閣僚の出席する決算審議を24日に本会議、27日に委員会で行う日程を通告し「民主党もこのまま審議に出ないと厳しいのではないか」と揺さぶった。

これを受け野党側は民主、共産、社民、国民新4党の国対委員長会談を断続的に開き、衆院予算委の開催を条件に審議復帰を受け入れることを確認した。ただ、「沖縄で負けた昨日の今日で(審議拒否から)起き上がるのはみっともない」(民主党幹部)との判断から、自民・民主国対委員長会談は21日に先送り。与党側も参院特別委の名簿提出期限と、21日に予定していた審議入りを1日遅らせることで野党のメンツを立てる方向となった。

民主党の高木義明国対委員長は20日の記者会見で「私たちが審議拒否をしたわけではない。向こうが(衆院審議を)打ち切った」と述べ、いじめ問題などについて「議論する場」を作る必要性を強調。社民党の重野安正国対委員長も「(与党側が)時間が足りないと言うところまで延ばした。野党はよく頑張った」と審議拒否の正当性を主張したが、予算委開催を審議復帰の落としどころにすることは「寝る(審議拒否すること)前から話ができている」と漏らす民主党幹部もいる。

与党側には小沢氏が強硬路線にこだわって国会正常化の流れをひっくり返す懸念も強く、自民党の青木幹雄参院議員会長が矢野氏に「小沢はああいう男だから、ちゃんと担保を取れ」と指示する場面もあった。その小沢氏は20日夕、民主党本部で鳩山由紀夫幹事長らに「衆参で一致して行動してくれればいい。あとは任せる」と語り、審議拒否「撤退」の方針を了承した。毎日新聞 2006年11月20日 20時41分(引用終わり)

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 おはようございます。ようやく国会が正常化へ・・・ ? 国会は教育基本法改正案をめぐり野党4党が審議拒否を続けていたが、沖縄県知事選で野党統一候補が敗北したことを受け、22日にも正常化する見通しとなった。  民主、共産、社民、国民新の野党4党は20日、国対... [続きを読む]

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