« 米韓首脳会談を前に、記事二本 | トップページ | アピールタイム、記事三本 »

2006年9月14日 (木)

アレな民主党、いつから中道リベラルやニューリベラルではなく保守本流になったのか

毎日新聞取り上げられている民主党議員の発言があまりにもアレすぎる。

民主党幹部の発言として、「岸氏の業績をすべて否定はしないが、A級戦犯容疑者であり、危険な側面もある。安倍氏が政治的に岸氏のDNAを継いでいるのか、検証する必要はある」。

民主党はいつから思想調査までする政党になったのだろう。いっそ、例のがせメールに関する報告書の内容を詳細に発表したり、拉致問題に関して歴代代表や幹部がどういう発言をしていたか、拉致実行犯である北朝鮮工作員を釈放しろと嘆願署名に名を連ねた人物はどうしてそういうことをしたのか検証したらどうか。

思わず卒倒しそうになる発言はまだある。「安倍氏の主張について菅氏は「歴史認識を含め、従来の自民党からずっと右に寄った『保守亜流』。『保守本流』は民主党だ」と語る」。いつから民主党はリベラルじゃなくなったのだろうか。ニューリベラル、中道リベラル、改革・リベラル合同など、なるほどこれらはかけ声だけのものだったか。

(以下、毎日新聞の記事より引用)
民主代表選:小沢氏再選 「打倒安倍」に照準

12日の民主党代表選で、無投票再選が決まり、党内に「敵なし」となった小沢一郎氏は、再選を機に政権交代への本格的な戦いをスタートさせる。狙いは次期首相就任が確実視される安倍晋三官房長官だ。安倍氏の政権構想の分析や党首討論対策、10月の衆院統一補選の準備など、党を挙げての「打倒安倍」戦略が動き出した。「郵政選挙」の惨敗から1年。党の再生と政権奪取が「剛腕・小沢」の双肩にかかる。【須藤孝、山田夢留】

◇「公正な国」で対抗

「国家主義的、復古主義的な『思い』ばかりが先行し、深みのある政治思想・理念もない」「格差を是正するための実効ある対策は盛り込まれていない」

民主党幹部に先週初め、こんな分析結果を明記したA4判7枚の文書が配られた。タイトルは「安倍晋三氏の『政権構想』について」。安倍氏が1日に発表した政権構想に対し、党事務局が項目ごとに民主党との違いや論戦のポイントをまとめた「安倍対策マニュアル」だ。小沢氏は11日発表した基本政策でも、安倍氏の「美しい国」に対抗し「公正な国」を掲げた。

安倍氏が主張する憲法改正に関しては、「政権与党単独で進めるというのであれば、審議中の国民投票法案を含め、断固戦うことにならざるを得ない」と対決姿勢を強調。アジア外交の項では「小泉内閣によってとん挫したアジア外交をどう立て直すのか、処方せんが示されていない。安倍氏の一方的、楽観的な希望を述べたに過ぎない」と酷評している。

文書策定は、安倍氏が出馬表明する前の8月29日の役員会で議論された。松本剛明政調会長は「『安倍・麻生・谷垣』ではなく、安倍氏に集中して作る」と発言。菅直人代表代行も「これから安倍氏の考えについて『民主はどうか』とどんどん聞かれる。急げ」とハッパをかけた。同党は、今回の政権構想分析にとどまらず、安倍氏の過去の発言や著書の内容の点検作業も急いでいる。

一方、鳩山由紀夫幹事長は党広報戦略本部に対し、安倍氏の祖父・岸信介元首相の研究を指示した。幹部の一人は「安倍氏は岸氏のやったことをすべて肯定したいだけ」と指摘。別の幹部も「岸氏の業績をすべて否定はしないが、A級戦犯容疑者であり、危険な側面もある。安倍氏が政治的に岸氏のDNAを継いでいるのか、検証する必要はある」と述べた。

安倍氏の主張について菅氏は「歴史認識を含め、従来の自民党からずっと右に寄った『保守亜流』。『保守本流』は民主党だ」と語る。同党は「安倍政権」が伝統的な自民支持層でさえついていけない「右寄り」とアピールすることで、穏健な保守層を取り込む狙い。「岸信介研究」もその延長線上にあるようだ。

◇国会論戦に活路

小沢氏は12日夜のTBS番組で、政権交代へのシナリオを描いてみせた。「(参院選は)自公の過半数割れの可能性が高い。衆院で3分の2を取っていても政権運営ができず、大きな(政界)再編含みの話にならざるを得ない。それが民主党政権の第一歩だ」。来夏の参院選で自公両党を過半数割れに追い込み、政界再編を誘発して民主党中心の政権を樹立するという意味だ。

政権交代への最初の関門は、10月22日投開票の衆院神奈川16区、大阪9区補選。「安倍政権」発足後初の国政選挙であり、「新政権に打撃を与える」(鳩山氏)ためにも負けられない。

同党は所属国会議員をどちらかの選挙区に振り分け、全員に選挙区入りを義務づけた。総裁選に追われる自民党を尻目に、議員自身がポスター張りに路地を歩く「超・どぶ板選挙」を展開する。ただ、両選挙区とも自民党前職の死去に伴う「弔い選挙」。「安倍氏へのご祝儀相場」(幹部)も見込まれ、情勢は厳しい。

小沢氏は8日、党本部で菅、鳩山両氏とともに、党が実施した補選の世論調査結果を険しい表情で見つめた。神奈川では自民候補の先行を許し、前職を擁立した大阪でもリードはわずか。小沢氏は「(大阪の候補は)知名度が高い割に浸透していない。逃げ切れる数字ではない。もっと頑張れ」とカツを入れた。

同党が、そんな劣勢ばん回の活路と期待するのが、26日召集の臨時国会での「安倍VS小沢」対決。安倍氏に対する小沢氏の「格上感」を演出できれば、補選にも好影響が出るとの読みだ。小沢氏は12日のテレビ朝日の番組で「党首討論はできるだけ多くやりたい」と強調。安倍氏の父・晋太郎元外相との関係の深さを誇示する余裕も見せた。

逆に小沢氏を「古い永田町の代表選手」と呼ぶ安倍氏は、小沢氏との対決を「新しい自民VS古い自民」と位置づけ攻撃を強める構え。「安倍VS小沢」の戦いは有権者の目にどうに映るのか。それが、補選の行方を大きく左右しそうだ。毎日新聞 2006年9月13日 3時00分(引用終わり)

|

« 米韓首脳会談を前に、記事二本 | トップページ | アピールタイム、記事三本 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/69096/3446941

この記事へのトラックバック一覧です: アレな民主党、いつから中道リベラルやニューリベラルではなく保守本流になったのか:

» 安倍晋三as自民党総裁as総理大臣 [流行通信★ハヤリものはコレだ!情報市場]
政治家。 母方の祖父は、元首相岸信介、大叔父に元首相佐藤栄作鐔ど磴漏位蛎膺丹打椰限析此� まさに政界のサラブレッド。 このたび、自民党の総裁選で、6割以上の票を勝ち取り圧勝。 ここに安倍政権が誕生した。 [続きを読む]

受信: 2006年9月22日 (金) 18:14

« 米韓首脳会談を前に、記事二本 | トップページ | アピールタイム、記事三本 »