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2006年9月 5日 (火)

朝鮮日報・姜哲煥記者による北朝鮮将校・将官用の思想教育用資料報道

いわゆる「東北工程」に関する記事をいくつか見ていて、歴史を外交政策のカードとして使うのは愚かしいという認識が広まらないと不味いんじゃないのかと感じた。歴史教育は国民国家意識を涵養するのに有用で、それなりの政策的なメリットもあるに違いないが、それを外交に使い出すとナショナリズムではない感情を生み出すのだろう。

とはいえ、韓国が中国に対しては認められないものでも抗議をしないというならば、日本は断固として韓国のみならず自らの認識を国際社会で主張すべきは主張すべきで、東アジア諸国だけで共同研究するべきではないと呼びかけるべきだろう。ここまできたら、他地域の研究者も加えなければ落ち着くものも落ち着かないのではないか。

なんて書き始めたが、取り上げるのはその東北工程に関してではなく、朝鮮日報の中国の「平壌の水槽」の著者、朝鮮日報の姜哲煥記者のスクープ(なのだろうか)、北朝鮮人民軍部隊の将校・将官用の思想教育用資料に関する記事である。ド素人の小生はこれに関する真偽なんてものははっきり言って分からないが、ここにも歴史が色濃く反映されている。

北朝鮮の思想教育用ということもあり、記事の引用はしないが、表題で何を言っているのかは大体分かる。またそれぞれにリンクを張ってみた。
北朝鮮に媚を売る「米帝」と「南のかいらい」(上)
「200年来の宿敵と和解できるなんて考えは愚か」(下)

北朝鮮はアメリカがちらっと見せた宥和的な姿勢(ナン・ルーガー法に関して取りだたされたときのことだろうかそれとも例のリチャードソン知事とかのことか、両方でないかも知れない2005年2月となるとなんだっけか)や韓国の太陽政策のようなものをほくそ笑んでみている、というのは分かりきっていたことだが、「200年来の宿敵」という表現が非常に目立つ。ここからも、この白髪三千丈の地域で歴史を持ち出すことの危険性を感じたりもしないでもないが、それにしても200年・・・

そのほか、日本に関する記述の有無(ちなみに記事中には見られない)とその内容もさることながら、中国やロシアや国連軍に関する記述の有無、高度の技術に対して頭を使えというのは無茶そのものであるがすなわち工作活動をさらに強化という感じがしないでもないほか、リンク先にでている文書写真と思われる画像の紙質が良さそうに見えるところなど非常に気になる。

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