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2006年9月26日 (火)

『見る角度、立ち位置で「震度」が変わる』内閣/こういうときだからこそ動きが目立つのかと

実務派、「安倍チーム」としてやっていける人、ともに汗をかいた人、そしてサプライズの第一次安倍内閣という感じがした。

地味とも言える、手堅いとも言える、論功行賞とも言える、党内宥和とも言える、安倍カラーが前面にとも言える、サプライズも見ようによっては地味なので無いとも言えるし、サプライズありとも言える。

よくよく考えてみると、政治主導を強くすると言うのだから、副大臣や政務官人事がどうなるかによっても評価が変わってくる人事なのかも知れない。

しかし、サプライズはあったように思う。事務の官房副長官人事、見る角度や場所によっては強い揺れを感じる「震度」をもたらす人事なのではないか。

(以下、産経新聞の記事より引用)
官房長官に塩崎氏 安倍内閣きょう発足

自民党の安倍晋三総裁は25日、閣僚人事の焦点である官房長官として経済政策を得意とする塩崎恭久外務副大臣(55)を起用する意向を固めた。官房長官には北朝鮮による日本人拉致事件の担当相も兼務させる方針だ。また、官房副長官(事務)に、中曽根、竹下内閣で内政審議室長を務めた旧大蔵官僚の的場順三氏(72)の起用を決めた。退官後10年以上たつ官僚の起用は極めて異例。安倍氏は26日召集の臨時国会で第90代首相に指名された後、同日中に新内閣を発足させる。

安倍氏は26日の衆参両院本会議で首相に指名され、戦後生まれとしては初で戦後最年少の首相に就任する。その後、組閣に着手し、同日中に安倍内閣が発足する見通しだ。小泉内閣は午前の臨時閣議で総辞職する。

塩崎氏は丹羽・古賀派の中堅議員で、若手議員のころから安倍氏と政策勉強会を開いたり、党改革に取り組んできた。安倍氏は同世代の塩崎氏を官房長官に起用することで、首相官邸の若返りを印象づけるねらいがあるとみられる。

閣僚人事では麻生太郎外相(66)の留任や公明党の冬柴鉄三幹事長(70)の国土交通相への起用なども固まっている。また、内閣府の特命相の担当事項を見直し、経済財政担当のほか(1)規制改革・行革・道州制担当(2)再チャレンジ・金融担当(3)イノベーション・少子化担当-を置くことを決めた。5人体制とする首相補佐官の担当は(1)国家安全保障(2)拉致(3)教育再生(4)経済財政(5)広報-とする。

事務担当の官房副長官に就任する的場氏は昭和32年に京大卒業後、大蔵省入り。中曽根内閣で内政審議室長となった。平成2年に退官したが、12年7月に安倍氏が官房副長官に就任したころから、勉強会を開くなど政策ブレーンとして安倍氏を支え、政権公約の柱「再チャレンジ構想」づくりも陰で支えた。

的場氏は6年6月の村山内閣発足の際にも、官房副長官就任が有力視されたが、旧厚生省出身の古川貞二郎氏が就任した。安倍氏は今年1月に発覚した上海総領事館職員の自殺事件への対応などをめぐり、二橋正弘官房副長官に不信感を持っていたとされる。皇室典範改正や男女共同参画法案などを推し進めてきた古川氏につながる官僚人脈を断ち切りたいとの思惑もあるようだ。

■自民党新三役に中川秀直氏

自民党は25日、新三役として幹事長に中川秀直政調会長(62)、政調会長に中川昭一農水相(53)、総務会長に丹羽雄哉元厚相(62)を起用する人事を決めた。また、国会対策委員長に二階俊博経済産業相(67)、幹事長代理に石原伸晃元国土交通相(49)が就任する。逢沢一郎前幹事長代理(52)を衆院議院運営委員長に推すことも決まった。

総裁選での論功行賞の意味合いもあって森派の中川秀直氏や丹羽・古賀派の丹羽氏らが選ばれたほか、安倍氏に近い中川昭一氏や石原氏の登用で安倍カラーを出した。(09/26 02:45)(引用終わり)

この第一報が速かったのは産経新聞のこの記事だろう。元官僚で民間出身の事務担当の官房副長官の誕生、その上、いくつかの慣例が廃された。
(以下、日本経済新聞の記事より引用)
官房副長官に的場元国土事務次官

自民党の安倍晋三総裁は26日午前、交代させる事務担当の二橋正弘官房副長官の後任として、旧大蔵省OBの的場順三元国土事務次官(72)を起用する方針を固めた。事務担当の官房副長官を旧自治省、旧厚生省など旧内務省系の次官経験者以外から選ぶのは異例だ。(11:07)(引用終わり)

ところで、首相指名選挙。安倍総理の票数で小さなサプライズが。衆参ともに予想以上に(とはいえ数票)総理大臣に安倍長官をという票が多かったことにおどろいたのは小生だけではないはずである。そして、綿貫民輔・国民新党代表を記す票が少ないことにもおどろいた。

(以下、毎日新聞の記事より引用)
首相指名選挙:郵政造反議員17人中12人が安倍氏に投票

26日行われた衆院の首相指名選挙で、郵政民営化法案に反対し自民党を離党した「造反組」議員17人のうち、平沼赳夫元経済産業相、保利耕輔元自治相、堀内光雄元通産相ら無所属議員12人が安倍晋三首相に投票した。自民党復党の可能性を考慮したものとみられる。野呂田芳成元農相は「地元での葬儀」(平沼氏)を理由に欠席した。

一方、国民新党の綿貫民輔代表、亀井静香代表代行、亀井久興幹事長と新党日本の滝実総務会長の4人は綿貫氏に投票したが、新党日本の荒井広幸幹事長は参院本会議の首相指名選挙で自民党の安倍晋三氏に投票した。

両党は衆参両院で統一会派を組んでおり、国民新党は新党日本に文書で「看過できない。荒井氏の厳正な処分を求める」と抗議。対応によっては両院で統一会派を解消するとしている。新党日本は田中康夫代表が首相指名の対象ではないため、自主投票としていた。【須藤孝、平元英治】毎日新聞 2006年9月26日 21時27分(引用終わり)

(以下、時事通信の記事より引用)
西村真悟氏が安倍氏に投票

昨年11月に弁護士法違反容疑で逮捕され、民主党を除籍された西村真悟衆院議員(無所属)は26日の衆院本会議での首相指名選挙で、自民党の安倍晋三総裁に投票した。西村氏は小沢一郎民主党代表と同じ旧自由党出身だが、超党派の拉致議連で安倍氏と行動を共にしていた。(時事通信)- 9月26日21時1分更新(引用終わり)

そして、飲酒に関して報じられている今、目立つ記事も。
(以下、毎日新聞の記事より引用)
参院会派:木俣議員が「民主党・新緑風会」に入会届

参院会派「民主党・新緑風会」は26日、傷害容疑で書類送検(起訴猶予)され、今年3月に同会派を離脱して無所属となっていた木俣佳丈参院議員(愛知)の入会届を参院事務局に提出した。これに伴う参院の新勢力は次の通り。自民党111▽民主党・新緑風会83▽公明党24▽共産党9▽社民党・護憲連合6▽国民新党・新党日本の会5▽無所属4 毎日新聞 2006年9月26日 21時24分(引用終わり)

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