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2006年9月25日 (月)

「上海」の責任者が「解任」、中国で今何が+α

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」平成18年(2006年)9月25日(月曜日)通巻第1564号(9月24日発行)では人民解放軍、以下引用する毎日新聞の記事では上海市党委書記。今日、中国で汚職で解任のニュースというのを二つ見た。

中国に関しても全くド素人の小生、一つめ読んで「おー」、二つめ読んで「お゙ー」という感想。二つめの上海市党委書記に関する記事、毎日新聞のが詳しい。

(以下、毎日新聞の記事より引用)
中国:上海市トップの書記解任 社会保障資金めぐる汚職で

【北京・西岡省二】中国の国営新華社通信は25日、社会保障資金の不正流用事件に関与したとして、中国共産党が上海市トップの陳良宇・市党委書記(59)を解任したと伝えた。陳氏は党最高幹部の政治局員の一人で、江沢民前国家主席に近い「上海閥」に属する。来年の第17回党大会を控え、解任は指導部人事に影響を与えそうだ。

党幹部が腐敗絡みの事件関与で解任されるのは95年9月の陳希同・前北京市党委書記以来。

中国共産党は24日開いた政治局会議で、陳氏に関する党中央規律検査委員会の報告書を審議した。政治局会議は▽違法な企業経営者に利益を図った▽法律違反の職員をかばった▽職務上の地位を悪用して親族の利益を図った--と指摘、「政治的悪影響をもたらした」と認定した。解任に伴い韓正・上海市長が市党委書記代理に任命された。

政治局会議では陳氏の政治局員や中央委員の職務も停止することを決めた。10月の党第16期中央委員会第6回総会(6中全会)で解任されるとみられる。

不正流用事件では市労働社会保障局の祝均一前局長が02年、投資会社経営者に社会保険基金32億元(約470億円)を違法に融資したとされる。陳氏の元秘書、秦裕・前上海市宝山区長も今年8月に取り調べを受け、捜査が陳氏に及ぶか注目されていた。陳氏の具体的な関与については明らかにされていない。事件では「上海閥」とされる黄菊副首相の夫人の関与も取りざたされている。

新華社通信によると、党指導部は今回の処分について「反腐敗の取り組みを強化する断固たる決意を示した。誰であれ、どんなに職業的な地位が高くても党紀や法に触れれば処罰を受ける」と説明している。

陳氏は02年2月に上海市長、同年10月に上海市党委書記に就任、同11月から党中央政治局員。毎日新聞 2006年9月25日 19時01分 (最終更新時間 9月25日 20時39分)(引用終わり)

このニュースに関して、「日々是チナヲチ。」さんの2006-09-25 21:49:59付けで詳しく分析されています。

中国の政局(中共の党局といった方がいいのだろうか)というところから離れてみれば、法治への茨道と見えなくもないが、どう考えたって政局色強いものだがあえて離れて考えてみると、今月には汚職から端を発した以前友人に聞いたのはこういうことだったのかということを実感させられる名君の威徳と軍と民の微妙なバランスによるあの事件もあった。もし、日本が今後価値観やソートリーダーというものを志向する外交政策を展開するのであれば、日本国内の法整備に不断の努力を怠らず、汚職のみならずより近代的な法治システムをどのようにすればよいのかと言うノウハウをそれを必要とする国々や同じ価値観を共有する国々とともに話し合いながら供給すると言うこともありなのかも知れない。中国はどうなるかどうか分からないが、かの国のあの事件に対しては極めてあの国らしいという評価もままあり、おのずから民政に移行するであろうという楽観論もまたあるが、いちいちああいう事件が起こっていてはかの国の経済活動等は一進一退というものになるであろうし、名君の威徳あればのことで、他の国で同じようなことになったときに果たして事態はそう穏やかなものになるとは限らず、アジア太平洋地域におけるリスクになりかねない。

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