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2006年9月13日 (水)

米韓首脳会談を前に、記事二本

(以下、朝鮮日報の記事より引用)
どうなる? 韓米首脳会談

14日(現地時間)の韓米首脳会談は、北朝鮮のミサイル大量発射やこれに対する制裁を決めた国連決議採択後に開かれるということから注目を浴びている。盧武鉉(ノ・ムヒョン)、ブッシュ両大統領が行った過去5回の会談と同じく、やはり北朝鮮の核問題が議題の中心から外せないからだ。北朝鮮は核問題を話し合う6カ国協議を10カ月以上拒んでいる。これにどう対処するのか、今回の韓米首脳会談では話し合わなければならない。

しかし、こうした問題に対する両国の見解は明らかに違う。根本認識からして距離がある。このため「対話を通じた平和的解決という原則の他には、事実上、言及することがないだろう」(韓国の外交関係者)という見方が支配的だ。

国連安保理決議による北朝鮮制裁問題も、アメリカはすでに韓国に自国の構想を伝えたといわれる。アメリカは自らのスケジュールに従い北朝鮮に圧力をかけると見られる。韓国は一貫して「制裁には慎重になるべき」という立場だ。だから両国の言及があるとしても、具体的な内容よりも北朝鮮の態度変化を促すような、原則的な範囲にとどまると予想されている。

だが、戦時作戦統制権や韓米自由貿易協定(FTA)の問題は違う。統制権では両国の意見はほぼ一致している。あと残っているのは、韓国軍が単独行使する時期だ。これは米国内でも国務省と国防省の意見がまとまっていないと言われ、韓米交渉で意見の食い違いが出る可能性はなさそうだ。特に米国側は、盧大統領が異議を唱えない限り、自分のほうから議題に取り上げるつもりはないと言われる。「もし論争となっても、ブッシュ大統領が韓国の立場を尊重するという方向で結論を出す可能性が高い」とブッシュ政権消息筋は話す。

韓米FTAも主要議題となり、両国首脳は順調で迅速な実現を表明するものと見られる。

今回の会談では、共同声明や合意文がなく、ホワイトハウス執務室で両首脳が少数の代表取材記者からいくつかの質問を受けることになっている。そのため両国のより明確な見解は、この時に北朝鮮の核実験や金融制裁といった敏感な問題が質問された時に述べられる可能性もある。韓米同盟危機論を払拭するため、盧大統領がブッシュ大統領の対テロ対策に協力する形で‘サプライズ’を準備しているかもしれない、との憶測も出ている。(引用終わり)

(以下、朝鮮日報の記事より引用)
盧大統領、米財務長官と会談へ 対北金融制裁解除が中心議題か?

盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の訪米日程の中で、韓米首脳会談に劣らず関心を集めているのは、ヘンリー・ポールソン米財務長官との会談だ。韓国の大統領が米国の国務長官ではなく、財務長官に会うのはきわめて異例のことだ。盧大統領とポールソン長官の会談は13日(米国時間)に予定されている。

◆なぜ財務長官と? 

ポールソン長官との会談が特に注目される理由は、米財務省が北朝鮮に対する経済制裁の先兵の役割を果たしているためだ。北朝鮮はマカオのバンコ・デルタ・アジア銀行(BDA)との取引を停止したことに端を発する米財務省の金融制裁を解除することを、6カ国協議への復帰の条件としている。BDAには北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の秘密資金として知られる2400万ドル(約28億円)が預けられている。北朝鮮はこれに対し、予想以上に反発を強めている。北朝鮮側と接触した韓国政府関係者らは「北朝鮮が一般的に知られているよりもはるかに強硬な立場を堅持している」という。このため、盧大統領とポールソン長官の会談では、金融制裁問題が主な議題になるとみられている。

◆どんな議論が交わされるのか? 

まず、盧大統領が北朝鮮に対する金融制裁の問題を先に持ち出す可能性があるといわれる。韓国政府内部では表向きの表現は避けているが、米国の北朝鮮に対する金融制裁を不満に感じるムードがある。一部では、米国のブッシュ政権が昨年の6カ国協議で合意された9・19共同声明を履行させないために金融制裁を始めたという見方さえある。この延長線上で、米国が金融制裁を解除して北朝鮮を6カ国協議に復帰させる必要性を説くだろうという予想(ある国策研究所の研究員)が出ている。

ポールソン財務長官はこの日の会談で、こうした韓国政府の不満を意識し、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議と金融制裁は別個のものだという点を強調する可能性が大きい。一部ではポールソン長官が米国の追加制裁措置について事前に説明するだろうという見方もある。

だが、盧大統領に随行している韓国政府関係者は、「韓国の安全保障の状況、各種の経済指標などについて説明し、米国の考えを聞くものだ」とし、金融制裁に関したものだとの見方を否定している。

一方、ブッシュ政権の国家安全保障会議(NSC)でアジア担当専任補佐官を務めたマイケル・グリーン氏は、12日に本紙に寄せた寄稿文で「(盧大統領が)金融制裁の緩和を要請するのは良い方法ではない。そんな時間があれば、6カ国協議を再開するための他の方法を模索する方が賢明だろう」と述べた。

◆誰が会おうと言い出したのか 

盧大統領とポールソン財務長官の会談がどのようにしてセットされたのかも注目されている。誰が先に提案したのかによって、会談の性格が変わりうるためだ。韓国政府関係者は「米国側が希望していた」という。一方でソウルのある外交消息筋は「米国は盧大統領がポールソン長官との会談で北朝鮮に対する金融制裁の緩和を持ち出さないかと心配している」とし、韓国側から会談を持ちかけた可能性も否定していない。(引用終わり)

(以下、中央日報の記事より引用)
米本土で初のCBR戦争備えた韓米連合訓練行なう

韓米両国の軍が11~13日、米メリーランド州エッジウッドの米軍基地で、化生放戦(核・生物・化学兵器による戦争=CBR戦争)に対応するための合同訓練を行なった。

韓米両軍は2000年に韓国でも同訓練を実施しているが、米本土で行なわれるのは初めて。とりわけ今回の訓練は、北朝鮮が今年7月に米本土まで到達できる長距離弾道ミサイル・テポドンを打ち上げたうえ、核実験の可能性も取りあげられている状況で行なわれたものとして注目されている。

訓練には、韓国からは国防部傘下の化生放防護司令部に所属する第24化学大隊が、米国からは陸軍第20支援司令部、第22化学大隊がそれぞれ参加した。11日には米軍が、12日には米軍の支援のもとで韓国軍がそれぞれ単独で訓練を行ない、13日には両国軍合同で実施する。

訓練の内容は化学剤モニター(ICAM)を用いた同施設の化学兵器有無の確認、ブービートラップなどの障害物の除去作業、化学剤使用の高爆弾や化学剤原料の探知、化学汚染物質の移動、汚染地域の浄化作業など。情報当局によると、北朝鮮は5000トン以上の化学兵器を保有しており炭疽(たんそ)菌とコレラ菌など生物兵器も多量確保している模様だ。(引用終わり)

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