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2006年8月14日 (月)

明日を前に、Back to the 2001

小泉総理の靖国参拝に関しては諸説あるが、2001年の以下引用する記事によると、どうやら毎年終戦記念日に参拝していたらしい。

(以下、共同通信の記事より引用)
公約撤回が構造改革に影 首相に厳しい与党の視線

小泉純一郎首相は十三日、靖国神社を参拝した。中国、韓国に一定の配慮を示すため、終戦記念日の十五日を避けたが、五年ぶりの現職首相の参拝は内外に大きな波紋を広げた。「小泉参拝」は何をもたらすのだろうか。

今年二月九日、鹿児島県知覧町の「特攻平和会館」。首相就任前でまだ自民党森派会長だった小泉首相は特攻隊員の遺影を前に、こぼれる涙を何度もハンカチでぬぐった。鹿児島は防衛庁長官を務めた父・純也氏の古里であり、特攻隊の出撃基地があった知覧町訪問は首相の念願だった。

若い命を戦争の犠牲にした特攻隊員への首相の思い入れは、並々ならぬものがある。特攻隊員の遺稿集を読み返しては涙を流し、元特攻隊員を描いた映画「ホタル」のビデオをわざわざ取り寄せた。「当時十六、七歳だった(特攻隊の)若者がこれだけのことを考えているんだよなあ」。首相はここ数年、特に特攻隊員に対する自分の思いを熱っぽく語っていた。

首相は初当選以来ほぼ毎年、終戦記念日に靖国神社に参拝してきた。自民党総裁選以来の「参拝公約」は首相の自然な思いの表れだった。

だが、首相となれば「感情」だけでは通らない。首相自身が談話で認めたように「現在の私は幅広い国益を踏まえ、一身を投げ出して職責を果たす立場」。国内外から反発が巻き起こる事態を予測せずに、十五日の参拝を繰り返し明言してきた首相の「自覚」には疑問は残る。空前の内閣支持率が強気の姿勢に走らせたのかもしれない。

最終的に「慚愧(ざんき)の念に堪えない」と前倒し参拝に追い込まれた形の首相。今回の公約撤回は今後の政権運営にも影を落とすのは間違いない。

「聖域なき構造改革」に国民が喝さいを送ったのは、首相の「有言実行」、「一度言い出したら聞かない」という政治スタイルだった。しかし、首相の「耳は二つある。人の意見もよく聞くことも大事だ」との「言い訳」は、決断した結果が評価されるよりも「首相として事態の重大性を考えずに公約する」「強硬に反対すれば方針変更してくれる」といった印象を強く残した。痛みを伴う改革路線に踏み出そうとしていた首相にとって、明らかにマイナスとなった。

ある橋本派幹部は首相の決断をこう評した。「要するに小泉首相がそんなに浅い考え方でモノを言っていたのかということなんだ。首相は問題の本質を分かっていたのか」。わずか半月前の参院選で自民党大勝に導き、早々と総裁再選を果たした首相に対する自民党や与党内の視線は一転して厳しくなっている。(了)08/14(引用終わり)

この記事を読んで、5年の年月の経ったことを感じるよりもなお、情勢があまりにも変わりばえしていないという感じを強く覚えた。

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