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2006年6月14日 (水)

あくまでも96年の合意が背後にあるEEZ交渉で鳥島が取り上げられた模様

外務省が日韓EEZ交渉について「とりあえずの概要」を発表。

(以下、外務省ホームページより引用)
日韓排他的経済水域(EEZ)境界画定交渉

(とりあえずの概要)

平成18年6月13日
1.参加者

日本側:
 小松一郎国際法局長(団長)、梅田邦夫アジア大洋州局参事官他外務省関係者、並びに内閣官房、海保庁及び水産庁関係者

韓国側:
 朴喜権(パク・ヒグォン)条約局長(団長)、李京秀(イ・ギョンス)アジア太平洋局審議官他外交通商部関係者、並びに海洋水産部、海軍大学及び国立海洋調査院関係者

2.交渉の概要

(1)6月12、13日に東京で開催。2000年6月以来6年振り5回目の交渉。二日間の会合を通じ、じっくり時間をかけ、EEZ境界画定の問題について、互いに国際法の専門家という立場から、真剣に掘り下げて議論。

(2)日韓双方の立場に隔りはあるが、国際法に従って、双方が受け入れ可能なEEZ境界画定のための「合意」を達成できるよう、知恵を出し合って協議していくことで意見が一致。

(3)我が方より、1996年の首脳間の合意(注)に基づき境界画定交渉を促進していく旨強調。韓国側からも同合意は依然として有効である旨表明。その上で、韓国側よりは、4月の我が方による海洋の科学的調査の実施計画にも照らし、竹島を基点とした「竹島・隠岐中間線」との立場をとらざるを得ない旨主張。これを受け、我が方も「竹島・鬱陵島中間線」を主張。

(注)1996年の日韓首脳会談において、橋本総理及び金泳三大統領(いずれも当時)間で、日韓間のEEZ境界画定交渉は領有権問題とは切り離して行う旨合意。

(4)我が方より、海洋の科学的調査に係る協力についても議題として取り上げ、EEZ境界画定がなされるまでの暫定的な協力の枠組みを構築する必要性を強調したが、韓国側は応じず。

(5)次回会合を、原則として9月中にソウルで開催することで意見が一致。(引用終わり)

素人には領有権を確定させない、国境を確定させずにEEZの問題をどうやって解決するんだろうという気がしてならないが、どうなんだろう領有権についても話し合って文書に残っているのだろうか。

ところで、EEZ交渉で韓国のメディアがしょっちゅう報じていた鳥島。これを日本側が提起したとのこと。

(以下、共同通信の記事より引用)
日本「鳥島」基点の構えも EEZ交渉で韓国けん制

政府が、先の日韓排他的経済水域(EEZ)境界画定交渉で、東シナ海の境界に関し「鳥島」(長崎県五島市)を日本側基点として、日本のEEZを韓国側に拡大する意向を示していたことが14日分かった。韓国は「鳥島は『岩』でありEEZ基点にはならない」と反論した。

12、13両日の交渉で、韓国が日本海の竹島(韓国名・独島)周辺海域の境界について、韓国側基点をこれまでの鬱陵島から竹島に変更し、韓国のEEZを日本側に広げる主張をしたことに対抗。今後の展開次第では、日本側が鳥島基点を正式に主張する構えを示し韓国をけん制した形だ。韓国側の竹島基点の主張を取り下げさせたいとの思惑があるとみられる。(共同通信) - 6月14日20時52分更新(引用終わり)

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