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2006年5月20日 (土)

カーターやクリントンがまんまと騙されたにもかかわらず、という話に見えなくもない

北朝鮮の核開発の問題を深刻にしたのはブッシュ政権の政策ではなく、94年にあのジミー・カーターとクリントン政権が「われわれの時代の平和」なんてはしゃいでいたことに起因するに違いない。カーターが米朝枠組み合意を取り付け、今にも「さぁ家に帰ろう、そして心安らかに眠ろう」なんて言ってるかもしれなそのとき、北朝鮮に合意を守る意志があったかといえば、ないといったほうがいいだろう。

(以下、FNN HEADLINESの記事より引用)
米上院外交委員長、北朝鮮の核開発問題めぐり段階的解決を目指す新法案の提出を検討

北朝鮮の核問題をめぐって、アメリカ上院のルーガー外交委員長が、北朝鮮に核開発を段階的に放棄させ、それに応じて見返りを与える新しい法案の提出を検討していることがわかった。

金融制裁の実施など、ブッシュ政権の北朝鮮政策では、強硬派の台頭が目立っていたが、6カ国協議の行き詰まりから、北朝鮮との対話を求める議会や政権の穏健派が巻き返しを図っている。

穏健派の代表格、ルーガー外交委員長が提出を検討している法案は、「これまでの核の完全放棄が大前提」との政権の立場とは一線を画し、まずはプルトニウム型の核開発放棄を最優先し、北朝鮮がこれに応じれば、重油提供を行うことなどが盛り込まれている。

さらに、濃縮ウラン型の核放棄にまで進めば、アメリカが北朝鮮の「テロ支援国指定」を解除し、拉致問題の解決などを条件に、最終的には平和条約の締結につなげるなど、見返りを与えながら段階的な解決を目指すものとなっている。

政権側でも、国務省では6カ国協議と並行して、平和条約交渉を進めることで核問題の解決を探る動きが出ており、ホワイトハウスや国防総省の強硬路線への不満が、徐々に顕在化しつつあるもよう。(引用終わり)

大体、何かと引き替えに援助で問題が解決するような国ならここまで時間はかからない。金大中も盧武鉉、国際社会におけるこうした問題の解決になにか貢献しているだろうか。拉致被害者も離散家族も帰ってこない、援助や経済協力の名目は国際舞台に北朝鮮を引きずり出すためだみたいなことを言っているが、要は世界ではなく半島の民族主義台頭と韓国を北朝鮮の拡声器や財布にすることに成功しただけ。あの先軍政治(ひょっとしたら文革は北朝鮮で続いてるんじゃないのか?)北朝鮮への韓国の援助が軍事援助になっていたっておかしくはない。そういえばシンガンスを釈放しろと嘆願署名に名を連ねて韓国に送りつけた日本の政治家(!)の働きもまた、北朝鮮に関する問題解決を遠ざけた。

いずれは北朝鮮における大量破壊兵器解体支援でナン・ルーガー法的なアプローチも必要だろうが、今必要なのはカーターではなくレーガン元大統領的なアプローチのような気がしてならない。

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