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2006年5月31日 (水)

韓国地方選で惨敗した与党ウリ党、鄭東泳議長の責任問題は大統領選にどう響くのだろう

反日で支持率を取り戻そうとしたところで、選挙結果には当然結びつかなかった。

韓国の地方選に関する出口調査で一番紹介されているのが、韓国の放送局KBSとSBSによるもの。

(以下、KBS Worldの記事より引用)
統一地方選挙の投票終わる ハンナラ党圧勝の勢い
2006-05-31 19:16:17 Updated.

統一地方選挙の投票が31日午後6時に締め切られ、開票が始められましたが、ハンナラ党の圧勝が予想されています。

午後5時現在の全国の投票率は46.7%で、これは4年前の前回の地方選挙の同じ時刻に比べて2.7ポイント上回っています。

KBSが世論調査会社に依頼して今月16日から投票日前日までに3回行った電話調査と、31日の300の投票所での出口調査を総合した結果、7大都市の市長と9つの道知事の合わせて16人を選ぶ広域自治体の首長選挙では、野党ハンナラ党が11カ所、与党ウリ党が1カ所、民主党が2カ所で当選が確実視されています。
また激戦地とされる大田と済州道でも予想を覆してハンナラ党が優勢という分析が出ています。注目されるソウル市長選挙では、この調査でハンナラ党の呉世勲候補が63.5%、京畿道知事選挙でも、ハンナラ党の金文洙候補が61.8%の支持があったことから当選が確実視されています。

この他、釜山市長、大邱市長、仁川市長、蔚山市長、江原道知事、忠清北道知事、忠清南道知事、慶尚北道知事、慶尚南道知事選挙でもハンナラ党候補の当選がほぼ確実となっています。与党ウリ党は、全羅北道知事の候補の当選が確実とされ、民主党は、光州市長、全羅南道知事で当選が確実視されています。(引用終わり)

どうやら、前評判通りというよりも前評判以上にウリ党が負けているようである。

そうした前評判を受けてか、「与党「野党の独走防いでほしい」、国民に訴える」(中央日報)といったウリ党幹部のある意味つっこみどころ満載な談話も出ていたが、深刻なのはウリ党内の分裂で、

(以下、東亜日報の記事より引用)
「鄭議長は党を去れ」ウリ党、内紛深刻化
MAY 29, 2006 03:01

「5・31地方選挙」惨敗の危機に追い込まれている与党ヨルリン・ウリ党が、鄭東泳(チョン・ドンヨン)議長の「地方選挙後の政界改編推進」発言をめぐって、深刻な内紛の様相を呈している。

ウリ党の金斗官(キム・ドゥグァン)慶尚南道(キョンサンナムド)知事候補は28日、同道昌原(チャンウォン)にある慶尚南道庁で緊急記者会見を開き、「自らの政治的将来のために党を私的に弄ぶ人は、政界再編云々をいう前に責任ある姿勢が必要だ。投票日の前までに、自らの進退を明らかにすべきだ」として、鄭議長の辞退を要求した。

金候補はまた、「政権与党であるウリ党は、国民の支持はおろか、同情さえも得られない政党に成り下がった。創党の初心を乱す人や諸勢力は、これ以上党にいる理由がない」として、鄭議長の脱党をも促した。

李康哲(イ・ガンチョル)大統領政務特別補佐官も27日、個人名義の声明を通じて、「政界改編や連立といった政治的やり口で国民の非難を回避するよりは、自ら率先して反省しなければならない」としながら、「政界再編や連立といった問題は、政治圏の必要によって政略的に利用されてはならない」として、鄭議長を攻撃した。

大統領政務特別補佐官を務めた金候補と李特別補佐官は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領に近い親盧直系ということもあり、地方選挙の直後、鄭議長系をはじめとする党内の主流派と親盧陣営間で、指導部の辞退・政界再編推進問題をめぐる葛藤が増幅するものと予想される。

金候補の辞退要求に対し、鄭議長は「害党行為だ」と反発したとされる。鄭議長は同日、慶尚南道党委員長の崔喆国(チェ・チョルグク)議員に電話で、「政を共にする人に無念な思いをさせてはならず、選挙の追いこみの時期に意味のない行動をしてはならない」という旨を金候補側に伝えた。(引用終わり)

なんてことも報じられていた。

そして選挙結果を受けて、

(以下、聯合ニュースの記事より引用)
与党執行部が辞意表明か、あすにも去就明らかに

【ソウル31日聯合】与党・開かれたウリ党の鄭東泳(チョン・ドンヨン)議長と金槿泰(キム・グンテ)最高委員ら党執行部が、6月1日に去就と関連した立場表明を行う予定だ。

鄭議長は31日、統一地方選の出口調査結果を確認した後、記者らに対し「選挙に責任を持つ党議長として、無限の責任を感じており、これに対する責任を取りたい」との考えを明らかにした。また、得票で現れた市民の考えを謙虚かつ重く受け止めたいとし、1日の公式会議を通じて去就を明らかにすると述べた。別の党関係者は、1日の最高委員会で党執行部が辞意を表明する可能性が高いと話している。金最高委員に近い筋も「現時点では(党執行部)全員の辞任以外の方法はない」とし、党執行部の一斉辞職は避けられないとの見方を示している。 (引用終わり)

と、辞職観測が高まっている。

鄭東泳ウリ党議長と言えば、前統一部の長官で最近では竹島で民族主義をアジテーションして帰ってきたところに会いに来た鳩山民主党幹事長と会談したことが記憶に新しいが、2007年韓国大統領選の有力候補と目されているが「目されていた」となりうるのかも知れない。議長就任時には、ウリ党を立て直し大統領候補として優位に立てるかなんてことも報じられていた。

こうした結果から今後の盧武鉉政権やハンナラ党が気になるが、この人物の動向も気になるところである。

(以下、の記事より引用)
「ハンナラ党の勝利ではなく与党の完敗」高建元首相
2006/05/31 22:57

【ソウル31日聯合】次期大統領の有力候補と目される高建(コ・ゴン)元首相は31日、今回の統一地方選挙の結果と関連し「ハンナラ党の勝利というよりは、与党の完敗」との評価を下した。高元首相は論評を通じ、歴代の地方選挙で与党がここまで惨敗したことはなく、執権与党の自省が求められると厳しい見方を示した。

また、地方選挙に中央政府が過度に介入して主導したために多くの弊害があったと指摘するとともに、住民自治の不在と地域主義への便乗に帰結した今回の選挙は、国民が何を求めているのかを根本的に考えさせるものだったと振り返った。(引用終わり)

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