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2006年2月24日 (金)

誰かが言った、「火消しと政治責任の取り方は似ている。ただし政治責任には粋もいなせもない」と

誰かが言った、「火消しと政治責任の取り方は似ている。ただし政治責任には粋もいなせもない」と。
江戸時代に火事が起きれば、火を消したり類焼を防ぐために周りの建物を取り壊したと聞く。
政治責任の取り方としては議員辞職したり、責任あるものが役職から降りたり、執行部総退陣という形で党のダメージを最大限に減らすやり方がある。

確かに、似ている。そして政治責任を取らせる場合の「一番纏」はどこかその機に乗じてというイメージがつきまとうので、粋でもいなせでもない。そのため、先のエントリーで引用させていただいた毎日新聞の記事にあるように表立って動けない。

そして現在、取り壊しはそれほど聞かない。名誉と誇りある消防士の方々は放水やインパルス銃といった高速度で水と消化剤を放射する機具を用いたり、放水ポンプ車や化学消防車をはじめとする高機能消防車両で適時適応、火災の種類に応じた消火活動をなさっている。

反面、政治責任の方は相変わらずである。しかも、なおのこと責任の取り方は旧時代的なものだ。議員辞職、代表交代、執行部総退陣。どこにも粋もいなせもない。
なぜ問題が起こったのかを明らかにしようとする姿勢はどこにもない。単に開き直るだけ。

(以下、サンケイスポーツの記事より引用)
永田氏が議員辞職の意向…ドタバタ民主、進退の結論先送りに

“ホリエモン送金メール”を衆院予算委で大々的に取り上げた民主党の永田寿康衆院議員(36)=写真左下=が23日、議員辞職の意向を党執行部に伝えた。メールが偽物だったと認めた形だ。だが前原誠司代表(43)らへの責任波及を恐れてか、執行部は進退の結論を先送り。永田氏は直後に予定した辞職会見も中止するハメに。またもドタバタ、あたふたする民主党。ぼんぼんエリートの甘さと、身内への甘さの“ダブル・スイーツ”克服が課題だ!!

16日の衆院予算委でメールの存在をぶち上げた永田氏だが、その後はホテルに雲隠れ。ちょうど1週間で白旗となった。

永田氏は23日、党幹部に対し「昨夜、辞職を決めた。もう一度選挙で出直したい」と議員辞職の意向を伝えた。党は朝から国会内で緊急役員会を開き、永田氏処遇について鳩山由紀夫幹事長(59)に一任した。

メールの信ぴょう性への疑問と批判が党内外で日増しに強まり、党幹部から「当事者が早くケジメを付けないと党の信頼性が揺らぐ」という声が出ていた。

だが鳩山幹事長は「まだ結論を出す時ではない。辞めさせるべきではない、という声もある。本人の意向などを聞きながら、私なりに判断したい」と、処遇決定の先送りを表明した。このため永田氏も執行部の説得で、同日午前中に予定した辞職会見を中止した。

メール追及の指揮を取った野田佳彦国対委員長(48)も一時、委員長職辞任を漏らしたが、党幹部らの慰留を踏まえてひとまず職にとどまる方向となった。

背景には“タイミング”の問題がある。前日の党首討論で前原代表が小泉純一郎首相(64)に対し「ライブドアからの資金提供が、武部勤幹事長の二男を通じてなされたのではないか、と確証を得ている」と大見えを切ったばかり。ここで辞職すればメールが「ガセネタ」と認めることになり、前原氏らの責任論に火がつきかねないからだ。

すでに自民党が永田氏の懲罰動議を衆院に出しているため、民主党としては永田氏処遇などについて「懲罰動議についての国会の判断に委ねる」形で事態収拾を図りたい考えともみられる。

党関係者が永田氏に連絡を取ると「力不足でごめんなさい」と力なく漏らしたが、「メールの真偽については何も言っていなかった」とか。そして「時折涙声になり、精神的に追い詰められている様子だった」とも。

永田氏はこれまでも世間知らずというか、お騒がせというか…問題発言や言動で懲罰動議を出されるなどしてきた。今回はお騒がせが過ぎても、おしりペンペンは党が待ってくれてるゾ〜!!

★“札付き”の永田議員、懲罰動議の対象5度

永田氏は名古屋市生まれ。慶応志木高、東大工学部を経て大蔵(現財務)省に。平成12年に国会議員に転身し、昨秋衆院選では千葉2区で落選したが、比例南関東で復活して3期目。

議員として何度も(悪い意味で)注目を浴びた。まず12年、衆院の壇上から松浪健四郎議員(59)にコップの水をかけられた。松浪氏だけが懲罰対象となったが「永田さんが松浪さんに下卑たヤジを飛ばしたのが原因」(自民関係者)。

さらに与野党がつかみ合いになった際に「与党議員や衛視に暴力を振るった」(12年10月)などとして、堀江メール問題を含めて6年の国会議員生活で5度も懲罰動議の対象となった。

昨年7月には、国会の質疑中、自席で折り鶴を折っている姿がテレビに映し出され、失笑とともに「小学生並みの集中力のなさ」と批判を浴びた。国会外でも昨年12月、耐震強度偽装問題に関し「住民は火をつけたくてしようがない。阪神大震災では災害指定ほしさに被災者が火をつけて回った」などと発言し、謝罪に追い込まれた。

★永田氏は「休養」に…鳩山幹事長が表明

民主党は同日夜も臨時役員会で対応を協議。鳩山幹事長は「永田氏は憔悴(しょうすい)している。しばらく休養させ、正しい判断ができる状況を待ちたい」と、辞職でなく「休養」とする方針を表明。メール問題の責任が執行部に及ぶ可能性も示唆した。同党幹部によると永田氏は病院に入院した。

★「根拠示すべき」小泉首相、永田議員を批判

小泉首相は23日、永田氏の辞意表明に関し「あれだけ個人名を挙げて非難するのだから、根拠ある資料を基にして話さないと」と、永田氏の対応に問題があったという認識を重ねて強調。民主党についても「スキャンダル狙いで事実かどうかわからない疑惑を言い触らせば、何か不信が広がるだろうという姿勢は避けた方がいい」と指摘。前原誠司同党代表に対しては「野党第一党の党首だから、しっかり頑張ってほしい」と述べた。

★資金提供否定…武部氏二男が談話

武部氏の二男は23日、堀江容疑者側から「一切資金提供を受けていない」とする談話を文書で発表した。報道各社あてで、二男や二男が代表を務める会社に対する堀江容疑者やライブドアからの資金提供を全面否定。さらに個人、法人名義の海外口座は「有していない」としている。

◆政治評論家の屋山太郎さんの話

「メールは一見してうさんくさいものだった。情報が寄せられたら、裏を二つ三つ取るのは当たり前。議員が国会で発言するならなおさらで、永田議員は辞めて当然だ。民主党の鳩山幹事長の(自民党国会議員がライブドア事件に関与しているという)発言もずいぶん軽いなと思ったが、こんなお粗末な話に乗ってしまった民主党執行部に未熟さがあったのではないか」(引用終わり)

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