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2006年2月27日 (月)

リベラル民主党の悩ましい「選民思想」

小ブログの21日付の「「悩ましい」民主党。この政党をどのようにすれば真っ当なものと認められるのか、知恵を貸してください」というエントリー内で、関係もないのに対応に当たられている民主党議員の方々は畏れながら申し上げれば可哀想だと記したが。もはや、あのときとは違った感情を抱いている。

野党だからしょうがないであるとか自民党にはだまされるなであるとか、とんちんかんな発言だと思っていたが、どうも「俺たちは民主党だ」という意識があるように思えてならない。

(以下、アラジンのつぶやき(衆議院議員末松義規ブログ)の記事より引用)
疑惑メール問題について(その2)

多くの方から、この件に関してコメントを頂き、驚きました。
現在までに頂いているコメント231件をすべて読みました。ほとんどのコメントが、大変厳しい内容のものです。心して読ませていただきました。この場を借りて、コメントを頂いた方々に感謝申し上げます。

ご批判の大半は、今回の民主党の対応について、「確たる具体的な証拠もなく、疑惑問題として武部自民党幹事長の次男の方を槍玉に挙げたことの責任は重い。その責任をどう受け止めているのか。民主党も、末松も、その責任の受け止め方が甘く、事の重大性がわかっていないのでないか。そして、その責任感を踏まえて、永田議員本人として、また、民主党としてどう責任をとるのかはっきりさせよ。」ということだったと思います。

このメール事件で、永田議員や民主党執行部側から未だに説得力のある説明がなされていない点は、民主党議員として国民の皆様に率直にお詫び申し上げます。前のブログにも書いたように、一刻も早く、永田議員と党の執行部は記者会見を開いて説明をすべきだと思っています。そこで、もし、説得力ある説明ができなければ、永田議員は言うまでもなく、「確証がある」と腹をくくって断言してきた民主党執行部もそれなりの責任を取るべきですし、また、その覚悟もあるだろうと思います。その際は、民主党として全面的に、武部議員の次男の方を始めとして関係者の方々、さらには、国民の皆様にお詫びしなければなりません。その時は、私も、民主党の議員として、街頭に立ってお詫びするつもりです。

一方、メールの真偽について一旦責任問題を明確にした上で、手持ちの情報で更に勝負ができるのであれば、野党第一党として追及の責任を果たしていくべきです。政治学者のマックス・ウェーバーも、「どんな権力も必ず腐敗する。それを防ぐには、常時のチェックしかない」と説いています。現時点であれば「今の民主党にチェックする資格があるのか?」と批判を受けるかも知れません。しかし、その批判をあえて受けつつも、「あくまでも野党として政治浄化の実現のために働いていく」・・・この点は不動の姿勢で頑張っていかねば、日本そのものがおかしくなっていくと考えています。

「捜査当局は中立であるべき」ということについては、どの方も賛成されるでしょう。私は、前のブログで、「捜査当局が与党寄りになっているのではないか」という感想を漏らしました。たしかに、明確な証拠というレベルでは証明できませんが、いくつかの思いが私にもあります。この10年間、私は国会での議論を間近で見てきました。過去の慣例として、捜査当局は通常どのような疑惑案件についても「捜査の支障になるのでコメントは差し控える」と国会で明らかにしてきました。それが今回、前代未聞とも言える速やかなコメントを行ったことに納得がいかなかったのです。ただ、私のブログの内容は「捜査当局がその独立性を捨てて政権にすり寄っている」といった意味ではありません。「そうなってはならない」という警句を発したものだとご理解いただきたいと思います。

最後に、前のブログ中での「民主党を応援してくれている方々(知的で、物事を真剣に考えておられる方が多いと思っています)」という点が誤解を生んだとしたら、大変申し訳ないと思います。率直にお詫び申し上げます。当然、然るべき説明は、国民の皆様すべてが対象であるべきです。その中で、私の周りにおられる民主党支持者の方々には、社会正義について非常に敏感で、健全な批判精神を有する「知的で、物事を真剣に考える方」が多いです。特に真偽、疑惑不正などの点については非常に敏感で、厳しい批判の目をお持ちです。今回の件では、私も大変厳しいご批判を頂いており、身の縮む思いが続いております。だから、特に配慮すべきだという表現となりました。別に、他党支持者の方や民主党を支持していない方々のことは一切言っていませんし、それらの方々で、知的で真剣な思いの方が山の数ほどおられることもよく承知しております。いずれにせよ、誤解を招く表現を使ったということであれば、心からお詫び申し上げます。2006/02/27(月) 18:41:01(引用終わり)

この民主党議員のこのエントリーは、その前のエントリーに続くものだが誤解を生んだというよりも、民主党議員としての認識を披瀝しているとしか考えられない。

民主党支持者は知的で、物事を真剣に考えておられる方が多く、真偽や疑惑不正などのてんについては非常に敏感で、厳しい批判の目を持っていると記す。
片や他党支持者や民主党を支持していない人間のことは一切言っていないと記す。

「バカにはしてないでしょ」とでも言いたげである。そのあとには知的で真剣な思いの方が山の数ほどいるとは記しても、非民主党に対しては真剣な思いを持っている程度だ考えて、それに引き換え民主党支持者は物事を真剣に考えておられる方なのだと考えていることがよく分かる。

別にバカにするなとは言わない。どう考えていようが知ったことではないが、こうした民主党の「選民思想」はどこから来るのだろうか。不思議でならない。

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