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2004年8月31日 (火)

共和党大会一日目(2 ブッシュの口は災いの元)

今日の演説で登壇した中で注目されるのはやはり、マケイン上院議員とジュリアーニ元ニューヨーク市長。

どちらかと言えば、共和党の中では穏健派(社会政策的なものが穏健)であるので、党綱領の部分部分を見ていけば彼らの個人の主張とは違うものとなっている。

といっても、そうした部分部分が違うとは言え、戦時大統領としてのブッシュの姿勢を一貫して支持していると言うことは伝わってきた。

「彼は将来に対して明るい見通しを持っており、毅然として国政に、そしてテロとの戦いの陣頭指揮を強いリーダーシップの元に行っている」
こういうメッセージを二人は強調したのだが・・・

おそらくこの二人のみならず、共和党関係者やホワイトハウス関係者にとって、この演説の前に口をふさいでやりたかった人間が少なくとも一名いたに違いない。

会場にいてブーイングを当然のごとく浴びたマイケル・ムーアではない。
他ならぬ、ジョージ・ウォーカー・ブッシュである。

Bush suggests war on terrorism cannot be won(MSNBC)
ブッシュはテロとの戦いに勝つことができないと消極的に示した・・・・
もちろん、戦うことを辞めるといったことでもなければ、敗北を表明したわけではない。
現に彼は、テロに対して攻性の姿勢を示し、テロと戦っている。

それにしても何を言ってるんだろう、この大統領は・・・
まぁ経済方面に気をとられて、口を滑らしたってところだろう。

なんてことで、済めばスタッフも野党もいらない。
朝日新聞によると、インタビュー終了後に早速、マクレラン大統領報道官は、記者団に「対テロ戦争はこれまでとは違う種類の戦争である。そのため、通常の敵ではなく、過去の戦争のように降伏したり、条約を結んだりすることは予想できない。」と「勝てない」けれども「われわれはテロリストが活動しにくい状況を作っていくことは可能である」とする意味であるとの説明しなけらばならないという余計な対応に追われたらしい。(参照)

ホントは、対テロに関しては党大会でより鮮明にして、経済対策をフォローしたかったんだろうけど、ブッシュの発言はあまりにもアレ過ぎる。

で、民主党が噛み付かないわけなく・・
“The war on terrorism is absolutely winnable,” Edwards said later on ABC’s “Nightline.”
なんて、塩を敵に送るようなことになってしまったとのこと。

世論調査では逆転したブッシュ。
いい感じだったにもかかわらず、自らの失言でけっつまずいた中で始まったGOP Convention後には、この失敗をリカバーし、強い大統領と言う姿と明確なビジョンを示して、支持率をより上げることができるのだろうか・・・

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共和党大会一日目(1 党綱領)

GOP Conventionがニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで始まった。

米共和党大会が開幕、ブッシュ大統領への賛辞相次ぐ(ロイター)から、再選を目指すブッシュ大統領を押す共和党綱領を引用すると・・・

<安全保障>
*イラク戦争と政府のテロ対策を支持
*バイオテロ対策の強化
*国境警備の強化
*化学工場など重要インフラの最低安定基準設定。
*人による情報収集の量と質を向上。技術投資を拡大。
<経済>
*社会保障の強化・向上、民間投資の選択肢拡大
*「健康貯蓄口座」に関連する保険料の税額控除延長
*ファミリー世帯の税負担増加を防止。2001年・2003年減税の恒久化、税制簡素化
*政府支出の抑制。
<エネルギー> 
*生産拡大・資源保護を促進するエネルギー政策を追求
*天然ガスの国内生産を阻害する不必要な障壁を撤廃。北極圏国立野生生物保護区の開発を支持。
<教育>
*「落ちこぼれゼロ」法のもとでの初等教育改革を拡大し、高等教育、早期教育の改革を推進。
<医療>
*医療コストを縮小。具体的には、小規模事業者の従業員向け医療保険提供を支援、自営業者の医療保険加入を支援、裁判制度改革による訴訟減少を目指す
*胚性(はいせい)幹(ES)細胞の研究制限を支持
<公民権>
*同性婚を禁じる憲法修正条項の制定を支持。
*中絶に反対。

パッと見では、素人の私にはなぜか民主党との違いがよく分からないのだが、比較をすればやはりイラク戦争が正当なものであったと強調し、ケリー候補の打ち出す保護貿易的な色彩がなく、より伝統的な価値観を強調した内容と言えるだろう。

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台中関係はこのまま落ち着くのか?

おそらくそこまで行かないだろう。といっても、別段すぐ戦争ってことにもならないけれども、この二国間では当分、国際政治の舞台で冷たい火花は散らすことになるんだろう。

中国人民解放軍、台湾沖での軍事演習を中止か(30日 ロイター)

おそらく、この時点で台湾が軍事演習を続けていたら、台湾の国際的な立場はより厳しいものになることは予想するに容易く、

台湾の陳水扁総統、実弾演習中止を命令(31日 ロイター)

ということに相成る。

軍事演習の規模縮小ないしは中止というニュースは、確かにひとときの危機回避とはなるかもしれない。
が、台湾・中国関係−オリンピックの裏でこれまた大変なことにというエントリーした記事を書いた人間としては、ちょっとほっとした以上のことを感じない。

今後も目が離せないのだが、違う点から捕らえていくと、最近の中国はどちらかというと民族主義ないしはベクトルの方向が異なったナショナリズムを沈静化させていこうというような感じがロイターの記事からも感じられる。

尖閣・石油っていうのは気にはなるけれども、サッカー反日の時には沈静化をはかり、高句麗問題では韓国に歩み寄りの姿勢を見せ、今回の軍事演習の中止を思わせるような動き等々もなんだかそうしたことを感じさせる。

なんて書くと穏やかな感じって思えるが、軍の再編といったことやパキスタン軍と国境近くで初めての合同テロ対策訓練を行ったりするという人民日報の生地にも表れているように着実にアジア外交を展開しながら影響力を広げている。

9月下旬に開かれる中国共産党第16期中央委員会第4回総会では、経済指針が大きな焦点となっているけれども、外交的な姿勢がどのようになってくるのかということや、党改革、いろいろなことに注目が集まっている。

おそらくそうした動きが台湾との関係に及ぼすことが大きいだろうし、もちろん日本にとっても大きく関係してくるのは目に見えている。

また、北朝鮮情勢に関することにも影響は必至。
アメリカ・台湾・韓国に関しては触れてきたこのブログであるけれども、中国に関しても触れて行きたいと思う。

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2004年8月30日 (月)

これからは対アジア外交をという中で台湾に対しては冷ややか

昔は、キョンシー人気とかで注目されていた台湾。
今の韓流と比べても遜色ないブームだったことを考えると、数年後には韓流ではなくどこ流になっているのだろうかと思うこともある。

そのため、台湾では旧暦の7月は鬼月といわれ、不吉な月であるといわれているということはあまり知られていない。もっとも、私台湾にさほど詳しくないのだが。

台湾にとってそうした月であったのか、オリンピックだったからなのか、台風で北部新竹県の山岳地帯で、村全体が土砂に埋まったというニュースは流れても、22名が死亡したという27日の台湾国際放送のニュースはあまり流れれていない。少なくともヤフーのトピックスではそうだ。

おそらく両方ともそうした理由で扱いが小さいわけではない。台湾という国ほど東アジアで無視されている、ないしは日本が無視している国がないだけの話だ。

その上多くの場合、台湾に関するニュースは総統選以外を除いては、対中関係の絡みで論じらることが多い。

李前総統が来日の意向 9月下旬、観光目的で(共同)

以前のエントリーで八方美人な民主党について書いたことがあり、蓮舫議員の発言は正しいがその後はどうするのだといったことを書いたことがあるが、海産物やバナナやIT産業やマグロ(まぁマグロに関してはいろいろ問題が起こりそうだが)等の輸出国であり、経済的に発展している台湾とのFTA等の交渉は日本にとっても必要だ。

また対中投資を日本よりも前から行っている台湾との連携は、日台の関係のみならず日中の経済関係にも利益が上がる。

政治的に難しい問題であることは言うまでもなく、台湾に潜水艦技術を供与するということは、武器輸出の原則やろくに安全保障関係でイニシアティブを取れない日本には難しい。

しかし、経済的な連携や元高官の訪問に過度にセンシティブに取り扱うことは、対アジア外交を進める上で矛盾をきたしていることはもちろん、外交カードの枚数を減らしているだけでまったくの間違いだ。

台湾そのものがどういった国かということは、トラックバック先のchenfanさんのページ(先日はトラックバックありがとうございました)というページを見てるとよくわかってきて、ホント一度は行ってみたいと思う。

また、蓮舫議員のページにも台湾に言ったときのことが記されているページがあるのでそちらへもリンクとトラックバックを張っておきたい

それにしても、蓮舫議員の踏み込んだ発言はすごい政策的なものなのにあまり触れられていないのはちょっと不思議だ。

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2004年8月29日 (日)

英首相が伊首相を病院送りにしても伊首相はコメントにウィット

ブレア首相、ベルルスコーニ伊首相を病院送りに=英各紙(ロイター)

う〜ん、人生いろいろ首相もいろいろ。
以前に、ベルルスコーニの別送にブレアが来ていたような時期に、ベルルスコーニの植毛行為の事実が明らかなった裏では、テロ予告に気づかず別荘近くで爆弾見つけたりなんていう失態があったということをブログに記していたのだが・・・

記事を引用すると・・・
 [ロンドン 28日 ロイター] 29日付英各紙によると、今月中旬、ブレア英首相が休暇で招待されたイタリア・サルデーニャ島にあるベルルスコーニ首相の別荘でサッカーの親善試合中、ベルルスコーニ首相に激しくタックルした結果、ベルルスコーニ首相が病院で治療を受けていたことが分かった。
 けがをしたのは左ひざで、ベルルスコーニ首相は現在も足を引きずっているという。
 病院の待合室では「私はいつも左には問題を抱えている」と、中道右派らしい冗談をいったという。側近らを交えた試合は5―5の引き分けだった。

まぁどうみても間の抜けている感じのするニュースなのだが、最後の「私はいつも左には問題を抱えている」なんていうコメントにウィットがあって、ニュース全体を引き締めることに成功している。

それに引き換え、いろいろ発言の小泉首相。
繰り返したところで効果があるようには思えないのだが・・・
かといって、岡田代表もなぁ

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2004年8月28日 (土)

民族主義の嵐が吹き荒れる東アジアで日本は・・・

「盧武鉉の求心力ダウン?」というブログの中で、韓国が左傾化していることに懸念を示す動きがあるということを紹介した。

しかし、左傾化していると同時に韓国人としての歴史認識を抗日戦争への評価によって高めようとするその姿は民族主義に他ならない。

日本のみならず、民族主義的な政策は右派政党の生み出すもの・・・なんていう考え方が根強いし、そうしたことは歴史的に多々見られてきた。
が、実のところはそうともいえないということをこのことが示している。

今回はこうした民族主義的なものが東アジアを席巻しているということに関するもの。

そうるふる―D.D.Z.@Taipei “近況”というブログの中で台湾メディアの中國時報による『東北亞的民族主義幽靈』という社説翻訳つきで紹介されている

これによると・・・・台湾語わかんねぇ_| ̄|○
しかし、前段で記したとおりDDZさんによって『東北アジアの民族主義幽霊』という記事の中で翻訳されている

注目したのは、東アジアにサッカー・高句麗、歴史問題を中心として民族主義がはびこりすれ違いが起こっているという点、そして「馬鹿なアジアの政治家が頑なに民族主義を統治の道具として弄んでいる。」とある点。

まったく持ってそのとおりだと思う。
政府のイニシアティブによって引き起こされるナショナリズムというのは本当に危険だ。
戦中のことや今の中国の反日サポーターを見ているとよくわかってくる。

ナショナリズムよりも必要なのは国益感覚。
左傾化しながらナショナリズムを掲げながら、経済政策に力を入れない盧武鉉政権に警笛を鳴らす韓国メディアの主張(「盧武鉉の求心力ダウン?」から何記事かへのリンクが貼ってあります)もまた、台湾の中國時報の論説と同じように東アジアで巻き起こる民族主義の嵐に対して、現実を見るべきであるというシグナルであるともいえる。

そんななか、ナショナリズムの有無以前の問題が生じている国が東アジアにはある。

ある国では、ナショナリズムを持つどころか、売国的な行為が横行している。
なんら非のない自国民が某国によって拉致されたにもかかわらず、なんら対策も打たないどころか、某国との関係等のほうが大切だなどと振舞った。
また、元総統が来訪を希望しているにもかかわらず、第三国に気兼ねして断っている。
それだけではない、ある国では一方的に資源を簒奪されようとしているにもかかわらず手をこまねき、「遺憾の意」を評するだけ、一方的に在住する外国人に選挙権を与えようなどとしている政党があったりする。

もちろんこのある国とは、日本なわけだが、別にナショナリズムの欠如であるというより、冷静な国益の計算ができていないだけである。

そんな国でもナショナリズムがあるといえば、ある。
9条ナショナリズム。自国の憲法体制維持を図るためには国際貢献を否定するという自分勝手な主張を繰り返すという・・・

・・・無駄に派遣すれば良いという話ではないけど、やっぱ偏ったナショナリズムっていらない。

一時の熱情に身をゆだねることは身を滅ぼすといわれるが、いわんや国家をや。
はたして、こうした情勢が将来どのような影響を及ぼすのか、ちょっと不安でもある。

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2004年8月27日 (金)

眠れぬ夜にプロ野球について愚考してみる

手元に取り出だしたるは『週刊ベースボール』の8・30日号。

普段から野球をたしなんでいるわけでもなければ、スポーツニュースよりは別のニュースを見たりする男が球界再編問題が興味があったので買ってみた雑誌である。

後押しになったのは、「OB100人の声」といった特集。けどこの特集自体は「どっかでスポーツジャーナリストが言っていたような・・・」というものが多かったのだが、読み進めれば読み進めるほど知らないことがわんさかわんさか。

なにせ野球を知らない。そのため、ドラフトでパッパッと新入団させる選手を選んでいるんだろうと思っていたほどに・・・で、そういうくじ任せのドラフトでは心もとないから栄養費を使っていたんだと。

しかし、実際はスカウトという存在があり、チームの状態や球団の方針、そして選手の将来を真剣に考え甲子園はもちろんいろいろ選手の活動を見つめるために動いているとのこと。

で、合併が取り出されているチームでは現場はチームの去就が決まらないところに前途ある選手に声をかけることの意義やこれからの生活のことなど、いろいろと悩みを抱えながらがんばっておられるそうである。
9・8のオーナー会議での去就が定まらなければ動きようがない。下手に動いても齟齬をきたす・・・

読んでて、政治の世界でも特に数年前の官庁の作る法律案は、調査・統計、ヒアリング、具体案、下書きの法律案、法律としての文章の論理性の考慮、法律案、委員会、採決、本会議・・・のプロセスに時間が取られすぎて法律が制定された後では現実にそぐわなくなってしまっていることが多いと聞いたときのことを思い出した。

そういった中で、スト権とかいろいろ動いている・・・

そんな中で、シダックスのパ参入計画披露 野村監督というニュースがあり、なるほど〜と

シダックスもライブドアもがんばれヽ( ・∀・)ノ

なんて手放しで喜んでいたのだが、どうやらそんな単純な問題ではないらしい。

トラックバック先の「足りない穴は、埋めればいい。」
という記事で、安藤さんは利点を挙げこうした新しい風が入ってくるのはよいとしながらも、サッカー王国といわれる静岡の中で野球の位置づけの問題と選手の給料20万円ではモチベーションの問題とFAで選手が流出してしまうのではないかといった問題点を指摘している。

こういった話題は、確かに2リーグのままでも大丈夫だし、どちらかといえば明るい話題だ。
しかし、もしここで私のような門外漢でずぶの素人が「おぉおぉ、ええぞ」とキャーキャー騒いで、問題点を無視して「ナベツネざーまーみろー」的に突き進むばかりではだめだということを思い知らされた。

「君ら(マスコミ)におちょくられて、君らに嫌なことを書かれて、野球界を破壊しようという陰謀に利用されるのはもう真っ平ごめんだ」といった有名な渡辺語録が週刊ベースボールの誌面でも紹介されている。
もっともナベツネ氏の問題点は多い。
としても、ただ大騒ぎし、ある意味そういう陰謀通り(もっとも辞めたのは身内の不祥事が原因だが)辞めたあとの、重石を欠いて風の吹くままふらふら飛ぶ紙切れの様相のオーナー連中を見ていると感じることは一つである。

なんにせよ、空気に流されて大騒ぎしたりうろたえたりせず、しっかりと考えていかないとホントに野球って危ないなということ。

そんななかで、コミッショナーがパリーグ4チーム、セリーグ6チームでも2リーグ制といったらしい

果たしてどうなることやら。台湾・ロシア・大統領選・小泉外交といろいろあるなかで、プロ野球からも目が話せない。

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2004年8月26日 (木)

共和党大会まであと数日。GOP Convention

民主党大会から約一ヶ月。
共和党大会が近づいてきている。

民主党大会はケリー候補にとって「私はどういった人物なのか」といったことを中心にしながら政策を訴える場であった。
これに対して、再選を現職のブッシュ大統領にとってはイラク等の政策の妥当性とリーダーシップを改めて示した上で再選へ向けた政策を訴える場となる。

イラク、情報機関再編、米軍再編、経済・雇用、同性愛、中絶、ES細胞・・・
挙げればきりがない政策課題に対してブッシュはどのような政策をかがげるのか。
その片鱗が、http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040826-00000264-reu-intなどから明らかとなりつつある。

また、スピーカーは誰なのかというところも気になってくる。
民主党大会ではレーガン氏の息子がES細胞の利用を訴える場面があったが、共和党大会にはなんと民主党のゼル・ミラー上院議員が登場する

また、民主党側から副大統領候補に擁立しようとしたという噂のあるマケイン上院議員もスピーカーとして名を連ねている。

共和党大会の主な日程
8月30日 (月) ブルームバーグ・ニューヨーク市長、ジュリアーニ・前ニューヨーク市長
8月31日 (火) ブッシュ大統領夫人、シュワルツェネッガー・カリフォルニア州知事
9月1日 (水) チェイニー副大統領夫妻
9月2日 (木) ブッシュ大統領、パタキ・ニューヨーク州知事
(ごうぎんニューヨークニュース)

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2004年8月25日 (水)

五輪報道で用いられる言葉−元アナウンサーが苦言を呈したそうで

<雑記帳>鈴木健二氏が五輪アナに苦言(毎日)

元NHKの鈴木健二氏(75)が「文意をつかまず文字だけ読んでいる」と、五輪放送を実況したりする各局のアナウンサーに苦言を呈したとのこと。

おそらく鈴木氏が言ってるのは、伸身の新月面が描く放物線は・・・・というすばらしいコメントもある中で、いろいろと検索かけてみたら「このコメントはいかがなものか」といったものが多々見られるような理由からでもないのだろう。

また、日本人選手が出ている場合、ちょっと日本人を応援するようなコメントが目立つのは致し方ないとしても、それ以外で自らの好みで(政治的な信条?)でどちらかの国を応援してみたりというアナウンサーもいるということを指摘したものでもないのかもしれない。

また「文意をつかまず文字だけ読んでいる」だけならまだしも、文意をつかまい上に文字すら読み違える人も多いのではないかとも思える。

言葉を商売にしている人でも言葉でつまずくこともある。こんなブログ書いてる素人ならなおさらのこと、より言葉に気をつけて生きたいと思う。

という、この文章のつたないことつたないこと。

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2004年8月24日 (火)

東アジアの火薬庫

台湾行政院長、台湾と日本の領海に偵察船送りこんでいると中国を非難(ロイター)

平和の祭典でなんでイラクはあぁなのとか、ルワンダの問題といったものはテレビで見聞きする。
しかし台湾の問題となると、はたと聞かない。

別段、台湾側からこういう発言が出てきているわけではない。
「党存立」「台湾」で危機感=トウ氏引き合いに江氏けん制も=生誕百年で中国主席(時事)
といったように、中国側からも「中国から台湾を分裂させる企てを粉砕する決意と能力が完全にある」と強調し、台湾独立の動きには武力行使も辞さない姿勢を示している。

こういったなかでにわかに出てきた、常任理事国入りに意欲=国連総会で表明へ−小泉首相(時事)といった動き。また、対ロシア外交を充実させ北方領土やパイプラインの問題に踏み込むのではという観測。

しかし、在日米軍・地位協定の問題やP5入りないしは国連改革や対ロシア外交にせよ台湾と中国の問題でこける事態となれば意味を成さなくなってくるのは目に見えている。

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2004年8月23日 (月)

山椒大夫といえば安寿と厨子王で昔話?

森鴎外の「山椒大夫」は安寿と厨子王の悲しい物語。
中世から語られるこの話。
陰謀によって流刑になった父のために、家族四人が京へ旅立つが越後で人買いにだまされ、それぞれ別々に売られてしまう・・・というのがあらすじ(荒いあらすじだが)

時代は移り変わり、こういう話がある
日本は、アジア、中南米、および東ヨーロッパから、強制労働や性的搾取のために売買される女性や子どもの目的地となっている。また、アジアおよび中南米の男性が、犯罪、労働、性的搾取などのために日本へ密入国させられるケースもある。

上記は、在日アメリカ大使館のホームページにある国務省人身売買監視対策室による2004年人身売買報告書の一説。

そんなこんなで、人身取引処罰へ刑法改正=国連議定書批准目指し−被害者救済NGOを支援・政府(時事)という話になってくる。

ここで論じられているのは、略取・誘拐・受け取り罪に「日本国内への移送」を加える、職業安定法、出入国管理・難民認定法、売春防止法などの改正の検討である。

しかし、そうなってくるとただでさえ外国人の犯罪が増加している昨今で、留置場と通訳の問題がより際立ってくることは必至。

危機管理とは先手先手で行われるべきもので、さっさとやるのと犯罪率増加や安寿と厨子王の昔話みたいなことが行われているという事実を米国の報告書に指摘されてから行うのとでは、後者が国際的な信用を傷つけるだけではなくコストまで高くつく結果になってしまうことをこの一件も示している。

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2004年8月22日 (日)

トランスフォーメーションの連鎖反応

世界中に展開するアメリカ軍を冷戦時の配置から、対テロ戦争、低・中規模紛争に対する即応するための配置に変える目的で行われるトランスフォーメーション。

当初から、ドイツを中心にしたヨーロッパの配置が一変する、在韓米軍の大規模削減はアメリカが統一が近いと見ているのか、いざ攻撃を仕掛けたときにソウルにいると危ないから削減したのかという憶測を呼んでいた。
国内でというと、若干の配置換えや基地司令機能の強化ということが中心に論じられてきたのだが他のだが、段々それにともなう自衛隊のあり方という方向に話が変わってきた。

自衛隊と在日米軍、基地共同使用を拡大…嘉手納や横田(読売)
米軍再編で足並み乱れ 安保拡大めぐり外務、防衛
(共同)

国防を自衛隊のみで行うのは周辺のミサイル配備状況から見て出来ないのだから、当然といえば当然。

ちょっと気になるのは、米軍基地の機能再配置によりその能力が広く中東からアジア太平洋地域に広がるので外務省は表立って議論することに消極的な外務省という部分。

こうなってくると、この記事とのからみも気になる。
<オーストラリア>北朝鮮ミサイルの範囲内との見解表明

こうした懸念からミサイル防衛計画に参加すると表明し、アジア太平洋地域内の安全保障を控えめではあるが目指してきたオーストリア。

北朝鮮との直接の国交のあるオーストラリアとの連携は拉致問題や核問題を外交的に解決する上で重要な位置を占めているし、その中でミサイル防衛構想に調印したオーストラリア。

そういった状態を考えると、アメリカとオーストラリアの関係が米軍、豪州内の施設利用を拡大 沖縄海兵隊見直しに影響も(産経)といった感じで変わってくるのと同時に、日豪二国間でも安全保障協力ないしは防衛協力的なものが連携を強めていくということもありうるような気もする。

米軍のトランスフォーメーションというと、アメリカと各国の関係や地域間でのミリタリーバランスの変化といったところや、国内ではどこの基地がどうなってという部分に視点が行くのは当然でもあるのだが、実は利害関係を等しくする周辺諸国との関係を見つめ直してどこにでも八方美人な外交からより国益重視の外交へとトランスフォーメーションするいい機会になるのではないだろうか。

ちょっとこじつけだけど・・・

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2004年8月21日 (土)

植毛と整形した政治家、その影でテロ対策の未熟さが露呈

ある面白ニュースに心とらわれると、他のニュースに目が行かなくなる。

伊首相に植毛手術 医師が認める

伊首相が美容整形を告白

ひとつはヤフーに共同が提供している記事、
もうひとつはスポニチに共同が提供している記事。
要は両方とも共同配信の記事。

面白いわりに共同配信のニュースということで、ここまでプライバシーをさらけ出す必要があるのか」ってな感じの文章をブログで書こうとしていた。

なんて感じで書いていたら、もっと重要なニュースを見落とすところだった。

あるニュースがあるなんて露知らず、
なんかもうちょっと参考になる記事あるかなぁと思ってヤフーのトピックスを眺めていたのだが、イタリヤでは大事件が起こっていた。

爆破予告に丸一日気付かず 伊空港、テロ警戒で不始末(共同)

英首相滞在先近くで爆弾発見=左翼系組織の犯行か−イタリア(時事)

・・・・このときのヤフーのページの構成はというと、イタリアのページでは植毛のほうが上にあって
題が太字で数行紹介されていた。
反面、テロ関連の記事は題とリンクが張られているだけ。

ある意味、植毛のニュースが面白く身近な記事(遺伝上私は禿げる可能性が高い)なので、そっちに目を取られていただけ。

こういった気になるニュースだけに目がいってしまう状況というのは、別の世界を震撼させるような重大な事件への注意を削いでしまいかねないということを実感させられました。

もし、自然災害かなんかで警報が発令され避難する必要があった場合、面白ニュースにのみ沈着していたら考えると、ちょっと怖い。

あるニュースに対しての価値判断をいくつかの記事で行うのは当然だが、何が重要なのかということをもっと鋭敏に捉えないといけないということを、植毛したイタリア首相に学ばされました。

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2004年8月20日 (金)

そりゃ台風優先するだろう

スポーツ中継の性質が問われている。
っていうと大げさだが・・・

NHKの柔道放送、ニュースで中断 苦情相次ぐ

NHKは当然ニュースで台風情報を報じるべきだし、中断されたから抗議の電話をかけると言うのもわかる。

といってもNHKの行動は至極当然だ。逆に台風情報を報じなかったり、ちょこっとしか報じないのがおかしい。

勝谷誠彦氏は、次のような事実を指摘している。

四国の香川愛媛両県で局地的豪雨のために2人が死亡3人が行方不明。通常の紙面作りであれば新聞はこれを一面トップに持ってくるであろう。しかし五輪の馬鹿騒ぎの陰で朝日新聞はこの5人の命と何千という住民の安全にかかわる記事を社会面下段1段だけのわずか28行(!)で済ませている。

NHKと朝日新聞、抗議の電話が多かったのはどっちだったのだろうか。
むしろ、朝日新聞のほうがおかしいのではないだろうか。

(もっとも、五輪の影でNHKがおかしな放送をしていたということも、勝谷氏のほかの記事で指摘されているから、NHK万歳などというつもりはさらさらない)

今回のオリンピック中継からばっさり台風情報を含むニュースに切り替えたNHKの行動の是非(個人的には英断というか当たり前だと思うが)は、マスメディアの受け手がまさに「マス」であるために、自然災害情報を受け取らないと危険な人々と別にそういった情報が自らとは関係ない人々に同時に行ってしまい、ちょっとした齟齬を生じてしまったような感じもする。

「行政は災害情報をしっかりと伝えたのか?」が問われた福井や新潟の豪雨。
このことを踏まえるなら、そういった情報を伝えることに長けているマスコミが伝える意義は大きいのだから、NHKは正しい。

しかし、それとは別に少し前の話を思い出した。
去年の阪神独走が伝えられる中の「巨人戦中継 消化試合は9時打ち切り」と、その数ヵ月後に報じられた「巨人戦視聴率が過去最低」いうスポニチアネックスの記事である。

こうなってくると、スポーツの中継が定時でスパッと切られて抗議電話殺到ということが当たり前になってくるのではないかと思えてならない。

まぁ、ほかの番組を見たい人には好都合なのだが、そうは言ってられない人も少なくない(巨人戦の視聴率の低下は後者のような立場の人の現象を示しているのだが)。

多チャンネル化の中で解決されるのかどうかも含めて、ニュースと延長打ち切りという両方の視点からもスポーツ中継の性質というものの変化のありようが問われているのではないかと思う。

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2004年8月19日 (木)

日本の民主党のいいとこさがし

叩きっぱなしっていうのも、性に合わないので・・・

民主党のいいところ
民主・岡田代表 側近不在、続投へ弱点 党内「根回しできない」

まぁ実際、だから駄目なんだという声が大きいのはこういう部分なのだが・・・

しかし、無理に根回しして便宜を図って代表につこうなんて考えるのはいかがなものかと思う。

個人的には、基本的に党議拘束すらなくせばいいなんてことも思う。
単に政党の名前で受かったり、単に二世議員で受かったような人間がいるとする。
そうした議員からすれば、つたないつまらない質問だけしておいて(ないしは出席しない)、議案を成立させるないしは不成立にさせる際に、どちら入れたらいいかということを党の言うとおりするだけでよいのであればかなり楽だ。

世の中をどうするのか、よくするためのビジョンは、そのビジョンを法律と言う形で形にできるのか、作った法案を成立させることができるのか・・・
そういうことが政治家に必要だとするなら、別に党議拘束なんて必要ない。

となってくると、重要なのが根回しなのだが・・・
しかし、リーダーを決める際にリーダーになるための根回しができていてもしょうがないだろう。
ある有力者を取り込んだらリーダーになれる、で取り込んでリーダーになった!
で、実際リーダーになっては見たものの有力者のロボット・・・あほらしい。

根回しが必要なのは、むしろリーダーになった後なんだろう。

リーダーになった後こそ、頭を下げて人に頼む。
単に頭下げてるだけではどうしょうもない。
自らに力があり、何かやらねばならないときこそ頭を下げて助力を求むる。
なんにもできないのに、助けてくださいなんて人間じゃぁ公党の党首は勤まらんでしょう。

もっとも今回の場合、リーダーになった後でも、官僚気質が抜け切れなかったのか、根回しも気配りもできなかったから問題になってるのかもしれないが・・・

しかし、
鳩山あげてっ菅あげてっ菅あげないでぇ鳩山さげるっ
なんて、党内の融和かなんだかわからないが出来レースのように代わる代わる党首が変わっているよりはマシだ。

岡田が再任されようがされまいと・・・

しかし、日本的じゃないのかもなぁ・・・

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なぁにが対米追従の小泉だ、対どこでも追従の日本の民主党よ

どうやったら民主党について「さんぎょうはん」で書けるのか四苦八苦。

無論、「さんぎょうはん」ではなくて「三行半(=みくだりはん)」
実際は、夫から妻に送る離縁状が三行半で、


 其方事    我等勝手ニ付
 此度離縁致候    然上者
 向後何方江縁付候共  差構
 無之候 仍而如件

という実物が上記リンクで紹介されている。

それにしても、旧経世会が幹部に集結している民主党。

岡田は訪米中、国連決議がある場合は海外の武力行使を可能とする憲法改正の方向性を明確にして、アメリカに媚売り。

蓮舫は、民主党政権になったら台湾との二国間関係が飛躍的に改善されるっていって、台湾をよろこばせる。

鳩山は、「在日韓国人に一日でも早く地方参政権を付与しなければならないというのが我が党の政策」って宣言して地方を韓国に謙譲。

なめとんのか
まぁ、岡田の件は結局は国内で小泉批判しながらアメリカでは同じようなことをいう内弁慶振りを示しただけ。
蓮舫の件はきちんとやらないといけない問題だけども、「靖国参拝は中国を怒らせてしまいます」なんてこといってる代表の元にいて大丈夫なのかと心配になってくる。言い方変えれば、風呂敷広げすぎ。イージス売るっていってるアメリカだって無理だよ。

問題は、鳩山。
よくもまぁ、親日派が身内にいたりしたけれども「親日残滓清算」を生きがいとしてますで辞任する人間に、日本の一部の政治をあなた方に奉げますなんていえたもんだ。

はなむけのつもりか

岡田の発言が憲法と照らしあわしてみてどうのこうのと言っていたが、最高裁の判例を何度も何度も読んで自らの言ったことの大変さを思い知るがいい。

しかも、「在日韓国人に」ってどういうことだ。在日米国人じゃぁだめなのか?
在日アルカイダじゃぁだめなのか?

で、思いやり予算までやってイラクに自衛隊派遣するアメリカのポチなんて小泉のことを批判するくせに、自国の法体制と行政の根幹を成す参政権を韓国に挙げます、ついでに歴史問題でも経済問題でも良きに計らいますなんて・・・

しかも、一方的に参政権認めますって・・・

やることがいっぱいあるだろうに。
小泉休んでんだから、沖縄から来た人と会うとか高知行って「小泉さんはなにしてるんでしょうねぇ」っていやみのひとつも言ったほうが政権奪取に近づくだろうに。

参政権の前に、入国管理、移民受け入れ、個人認証、第二公用語、自国民としての愛国心教育徹底とかいろいろあるだろう。

参政権を一方的にあげます、「なんていうのは北方領土も竹島も尖閣もあなたがたのものです、どうぞ持ってってください」って言ってんのと同じ。
そんな人間が政治家っていうのもお笑いだ。

で、そんな対どこでも追従の民主党がイラクに行って「自衛隊の帰国なんて言わないで」なんていわれた日にゃぁ、「やっぱり復興のためには自衛隊が必要」なんて言ってみたり。
台湾では「日台の国交関係はすばらしい」なんていっておいて、中国行ったら「いやですよ、中国さん。日台って日本とタイですよバンコクですよ、これは今月分のODAです」なんて言ってみたり。

ここまで書いたら、三行半を出して、
民主党は私と関係ないっていえる文章を書かねばなりません

このたびふつごうのぎこれありそうろうゆえ
そのほうりえんもうしつくべきそうろうあいだ
たこくにてせいけんとるもくるしからずそうろう
よってくだんのごとし

っていうか、少しは地に足しっかりつけろよ民主党
選挙後の岡田とか党幹部ははしゃいだりせずにいたのに、ちょっと日本離れたらこれだもん。
新潟・福井の豪雨災害の中、わざわざ代表が外遊。
アメリカの民主党大会見てはしゃいで、国会開会日には出れなかったような政党のどこがどの国の責任政党って言われてもしゃーないのに、こうまで外出て地に足ついてないとは・・・

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2004年8月18日 (水)

盧武鉉の求心力ダウン?

盧武鉉大統領の支持率が明確に何ポイント低下したかは分からないが、韓国の新聞サイトの社説を見ていると、間違いなく求心力は低下しつつあるように思える。

ここから読み取れるのは、経済問題と二者選択を迫る政治がその原因としてあげられるだろうということ。

国内の事件すらあまり触れられずオリンピックばかりの日本のテレビ。
もちろん国際ニュースはもっとない。ちょこっと触れられるのはイラクぐらいのもの。
韓国関連のニュースというと、韓国芸能人人気と30代女性が韓国人と結婚したいがために結婚相談所に大挙するとかでちょっと出てくるぐらい。

これじゃぁどういう動向かというのがまったく分からないので、ちらっと韓国の新聞社のホームページをいくつか回ってみた。すると、結構政府高官が辞めたり交代したりって言うのが結構多い。

それはさておき、二者選択を問うような政治姿勢にともなうイデオロギー論争とその政策への批判と経済政策という大きな二点に問題があるため、盧武鉉の求心力の低下が見られる。

二者択一とは、言ってみれば盧武鉉が「私の味方かそうではないか」といったような分け方を政治的に行っているとするもの。
それが、疑問死真相究明委員会や親日派パージに関わる一連の動きの中で増大してきたようである。

「常習的な「敵味方」分け」という朝鮮日報の金大中理事記者による論説によれば、「既得権と改革、旧世代と新世代、「車ごと賄賂を受ける党」と「その10分の1」、弾劾と「ノサモ(盧武鉉を愛する人たちの集い)」、自主と依存、総選挙と国民投票、政権寄りのメディアと「光化門(クァンファムン)の巨大な新聞社」、使用者と勤労者、慶尚(キョンサン)と全羅(チョンラ)、富と貧、スパイと国軍機務司令部、維新寄りと反維新…」といったようにそうした政策が恒常的に行われていたようだ。

またそうした背景の下、ハンナラ党の朴槿恵代表が「スパイ・パルチザン出身者の民主化寄与認定」や北朝鮮警備艇の北方限界線(NLL)侵犯に対する政府・与党の対応、国家保安法廃止推進などを国のアイデンティティーを揺るがすことがあれば、全面的にイデオロギー論争に突入するという発言がある。

そのためが、朴槿恵の発言がこうした動きに拍車をかけたという風にいう論説もあるが、盧武鉉側の政治姿勢に問題があったために起こった事態であるといえる。

経済も絶望的だといわれている。
「経済回復する」とみる韓国人はわずか6%とアジアで最も悲観的というアンケート結果も出ている。

しかも、前に挙げたイデオロギーないしは国家アイデンティティをめぐる問題は、かねてから国内需要の低迷等を抱える韓国経済に止めを刺しかねない状況になっている。
問題とされているのは、盧武鉉政権の経済運営とそのアイデンティティ。
中央日報の社説では【社説】左翼のワナにはめられた韓国経済と題うち、「韓国経済学会学術討論会では「『参与政府』たる現政府は左翼政権で、左翼的価値観のワナにかかっている」「『参与政府』の唱える革新主導型成長論は、実現可能性ゼロだ」と批判の声もあがっている。左承喜(チャ・スンヒ)韓国経済研究院長は「韓国経済は、平等主義のワナにかかっている」と非難した。」としている。

また、在韓の海外企業には「何かといえばすぐにストに突入する」といったよう不満も渦巻いている。

そして、盧武鉉政権下でより社会主義的偏向をもった市場環境になることに対する懸念も示されている。モルガン・スタンレーのアジア・太平洋チーフエコノミストのアンディ・シエによる"Drifting Economy, Boiling Society"がその代表的なレポートだ。
朝鮮日報の【記者手帳】モルガン・スタンレー「韓国経済は漂流中」でもこのレポートが紹介され、 「現在韓国は軍事独裁政権の残党を排除しようとする政治や社会的変化に焦点を合わせているため、経済の自由化は優先順位から外されている」「私は企業家と韓国内の機関投資家が極端な悲観的情緒(extreme bearish sentiment)を抱いていることにショックを受けた。…経済は漂流し、韓国社会は革命が進められているように見受けられる…」といった一説が紹介されている。
また、そうした海外の言葉に右往左往してはいけないが、「(アンディ・シエさんが)普段から言いたかったことを全て代弁してくれたのですっきりした」とし、拍手する某証券会社社長の胸の内はいかばかりだろうか。というように国内の経済運営批判が高まっていることを示している。

そして、同様の記事が東亜日報でも紹介されている。

こんな時期に首都移転っていうのには頭が下がるが、よくもまぁそんな時期にトンネルの打診するほうにも頭が下がる。

それはさておき、朝鮮日報の記者手帳の記事から引用した国内の経済政策に対する不満というのは深刻なようだ。
「平行線辿る財界・与党 経済難責任転嫁」には、財界と与党関係者との話し合いが「財界側の申し入れ書だけが紙くずのように散らばっていた。」と言うほどに折り合いがつかない現実を示している。

こんな状況下では、盧武鉉の求心力ダウンは避けられないだろう。もはや、盧武鉉が対立構図をどう乗り越え、経済再生を図るかで求心力の低下を食い止めるのかかが問題となっているように思われる。

親日真相究明法に伴う「過去歴史の清算」に対して国民61.4%が支持と言う結果が中央日報で示されている中でも、同調査の支持政党率はウリ党は29.4%でハンナラ党29.8%より0.4%低く、この調査の2週前に比べるとウリ党2.5%減少し、ハンナラ党は0.8%増加している。

また、ハンナラ党代表の朴槿惠の人気も高まってきているのが「朴サモ(朴槿惠を愛する会)」の動きが出てきているという朝鮮日報の記事にも求心力の低下の一端が現れている。

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2004年8月17日 (火)

ベータの華麗なる大 復 活

アルファ、ベータ、ガンマ、デルタ!

さて、オリンピック誕生の地ということもあり、行進の順番がアルファベット順ではなくてギリシャ・アルファベット順で決められたアテネオリンピック。

そんなアテネオリンピック。
さて、オリンピックを録画するとしたらどうやって録画しますか?

こういったアンケートが毎日新聞のWebサイトで行われました。

結果は?!

アルファ、ベータ、ガンマ、デルタ、エプシロン・・・・・・

もうお分かりですね。
アンケートに答えた人の実に96%もの人が、
ベータで録画すると答えたという驚きの結果が出てきたのです。
VHSはわずか2%、DVDはまだまだ認知度が低いためか1%。

ソニーが世に送り出し、タイムシフトという新しい考え方を生んだ家庭用VTR機。著作権の問題とかも提起したのも、まさにベータだったといえるでしょう。

そうしたベータがVHSに破れ、生産を停止して早数年の月日がたった。
そして、ここにベータがここにありという結果を残した。

まるで、不死鳥かのように・・・

参考に、毎日新聞の【IT】 アテネ五輪放送、何で録画、記録する?(2004.8.13〜2004.8.17)というアンケート結果へのリンクを張っておきます。

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台湾・中国関係−オリンピックの裏でこれまた大変なことに

オリンピックでスポーツ真っ盛りでニュースが減った中で、東アジアのニュースといえば領土と歴史の問題。石油の採掘問題や反日サポーターの問題でオリンピックが!とか韓国の連続殺人犯が殺害実行後に被害者を食べたとか光復節での韓国大統領の演説で親日派の追求や過去の政権への指弾を強めるといったメッセージが織り込まれていたとかばかり。

しかし、一番大変なのはあまり触れられていない台中関係。
Yahoo!の海外トピックスの台湾のページを開くだけでも、何ともいえない冷や汗を50ccほど流すことに。

社説の欄にはお決まりのように「冷静な対話を」とかお気楽が躍るのだが、そんなのほほんとした情勢ではないのが出来事のラインナップから明確にわかる。

台湾の少年の絵画が国連の記念切手に、中華民国の国旗も
ってところから、
<記念切手>台湾中学生の絵、採用取り消しに 国際平和デー

中国、国連事務総長に台湾非難の書簡送付
という裏では、
友好国15カ国、中華民国の国連復帰を国連総会に提案

まぁ、こうした影でも日本文化は、台湾DJの番組人気 中国からもリクエスト続々 中台の若者結ぶJポップという形で仲介(?)するも、政府はあいも変わらず台湾に冷たい。

しかし、事はこういうところに収まらない。

ロイターの伝えるところでは、台湾行政院長が中国がイラク戦争後、台湾の指導者、台湾の首都、総統府をいわゆるいわゆる斬首行為の標的にしていると表明し、中国内部の協議や最近の演習はその準備にほかならないと発言。

で、これだけ抜き取ると小生のようなIRの素人には中台間の問題とも取れるのだが・・・そうではない、米欧関係とも連動しているのだ。

まず上記の軍事演習を念頭に置きつつ、米国、台湾へのイージス艦売却を承認へという記事を読むと、それだけ安全保障関係で深刻な事態が進行しつつあることがわかる。もちろん、今は顕在化していない。しかし、アメリカはこういった問題に対してはあいまい政策で台湾の求めるイージス売却は突っぱねてきたがここにきてそれを認めたということは、米政権内に当該地域上に安保上何らかの動きが進行しつつあるという認識があると言える。ないしは中国に台湾ナショナリズムを刺激する軍事演習の自制を求めようとする意図があったことがわかる。

で、次の記事が時系列で前に来ている。
リンク先は、EUが対中武器輸出解禁したもんだから、米政府は懸念を示し米欧関係修復に障害が生じたというという産経の記事。

記事にあるとおり、仏のミラージュ戦闘機等の最新鋭兵器が中国に輸出されることが解禁されるとなれば、台湾ナショナリズムの増大させるような事態を引き起こしたくないという計算以上に、この地域内でのミリタリーバランスが壊れ、台湾危機が起こる可能性が無視できなくなったという公算の下、イージス売却という線の方が濃厚。

オリンピックの中起きたのは、台湾の広告撤去を要求 中国の圧力で五輪当局というものだけではないし、2008年はどうなることになるのだろうかという懸念だけではない。

オリンピックの裏でも、海外ドラマの24並にニュースはリアルタイムで進行している。そのため、隠れたニュースに驚くと同時に、オリンピックという祭典の持つ意味の大きさに気づかされる。

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みんなお熱いのがお好きだから

野球も温泉も熱くないとイケネェ

なんて人も多い。
白熱する試合、体の芯まで染みる熱さの天然の湯に心踊って三回転。
ただ、個人的には熱くなりすぎて自分が応援するチームを応援する実況・解説は白けるけど・・・

しかし、野球も温泉も問題が多くてイケナイ。
リーグ制論議はどっちにころぶかわからないし栄養費も明らかになるし、温泉は温泉法は温泉かもしれないけど「これって温泉じゃない」っていう温泉があったり循環式でレジオネラなんて問題もある。

リーグ制もさることながら、腑に落ちないのは栄養費の問題。なぜか、ナベツネ退任の隠れ蓑なんて言われているけれども、もしこれ経理上に問題があったなら勝谷誠彦氏による「勝谷誠彦の××な日々」の2004/08/14 (土) こんな金まいてりゃそりゃ「球団経営を圧迫」するさ。でも指摘されている通り、税務署監査もんで非常にシリアスな問題なんだから退任も当然だ。

しかし、もしかしたら球界全体の慣行なのかもしれないって言うのに、多くのマスコミはそれよりも一リーグ制が問題って話ばかりで、コミッショナーも事実の確認には消極的

逆に経理上の問題さえしっかりしてるんだったら、別に選手と球団の間の話だけなんだからと思うけれども、そういうことはなしに巨人への制裁と一場選手の退部のみ。

で、一リーグ制の是非に関しては野球全体の話しではなく一リーグ制の是非で政治家がしゃしゃり出てくるわりに(年金の審議には出てこなかったり強行したりしてるの議員の方々には、他課題でやることあるだろと思うのだ)、温泉の件ではそういう話しはてんで聞かない。

全国温泉振興議員連盟は何やってるんだ。ちょっとは野球の方の心意気を見習ってほしい。今こそ出番だろう。全国温泉振興議員連盟のHPに、温泉法の問題であったりさまざまな問題は載っていない。
平成13年10月現在で、渡部恒三・扇千景・鳩山由紀夫・森喜朗・青木幹雄・・・(挙げていったら限がないほど大物ばかり、すげぇ)せっかく大物がいっぱい集まってる超党派の議員連盟なんだから、何らかのアクション起こしてほしい。

(個人的には泉質よりも風情の方が重要だと思うんだけど・・・このことはどうでもいいや)

問題が問題として注目されているんだったら、これを機に挽回するチャンスとしてバァ〜ンとフェアな条件整えるためにアクション起こしたらいいのに、そうもいかないのか。

行列のできる・・とかで有名な橋本弁護士がテレビでよく話す話に、氏の行くゴルフでは偉いさんが大概スコアを改ざんしているらしいというのがある。
そんな社会ではフェアな競争はできないとでも言うわけでもなかろう。

野球少年が少なくなってきている中で、そういう夢が壊れてしまうといわれているが、他のスポーツなんて○○少年やら○○少女とマスコミで言われないことだってあるんだから、野球がまずい点ではあるけど、せっかく注目されているんだから、そんな注目の中で悪しき面はフェアになるように改善したらイメージアップになるだから、リーグ制だけではなくてこれからどうやるんかを論議してほしい。

温泉にしたってそんじゃそこらの観光施設なんて、報道されなかったりするんだからここでフェアな業界にして、「○×温泉、汚名返上のおもてなし」なんてやったら活気を取り戻すきっかけになりうるかもしれない。

なんにせよ、湯ざめ興ざめが似合わない野球と温泉。暑い夏が過ぎようとしているけれども、冬には熱くなっていてほしい。

だって、お熱いのがお好きって人が多いんですから。
まぁそうでもない人も多いけど・・・

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2004年8月16日 (月)

ちょっとしたニュースの穴

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」

やっぱ名文ですね、これは。
日本にはこっきょうを越えるようなトンネルはないので、くにざかい。

しかし、下手したら将来この一文をもじりながらも「こっきょう」とルビふる小説が出てくる可能性がある。

というのも、日韓トンネルが水面下で検討中というような記事が韓国の中央日報にでている。

ここで指摘されているように、日本側も結構水面下では意欲的なのか、デイリー自民の平成15年6月19日でも、自民党外交委員会で技術的に可能っていうことが民間の日韓トンネル委員会から資料が提示されて検討中であるらしい

しっかし、「日本の学者らは1980年代、すでに地形・地質調査まで実施し、3つの暫定路線案までまとめている。このトンネルさえ建設されれば、ヨーロッパまでの陸上交通が可能になるだけに、日本側は積極的だ」
ここまで意欲的だったとは・・・バブルのちょっと前ないしはバブル中と思うけれども、ここでひっかかるのが「ヨーロッパまでの陸上交通」。

えぇ〜と、検問を通って、DMZに入って、キャンプボニファス通って、JSAのあの石の段に車で乗り上げて・・・・・っておい!!

無理じゃん、ヨーロッパ・・・
何十年何百年後の話?、財源は?、九州東回り高速道路の着工とどっちが先?、いろんなクエスチョンマークが出てくる上、記事によると「昨年、交通開発研究院、鉄道技術研究院が「妥当性はない」という報告書を出し、完全に水面下に沈んだ」とある。

しかし、こういった話からいろいろなメリット・デメリットを考えると面白い。たとえば、福岡市内の商圏は海を越えて拡大するのは間違いない。九州内でも車で行くことが多いであろう阿蘇とかの観光客も増えるかもしれない。けど、韓国から車で福岡天神へお買い物。福岡市中心部の大きな道路は東西はあれど、道路は南北に渡辺通りしかないから渋滞どうするんだろう、駐車場の問題はどうするのか。
入国管理はどうするのかというのも、焦点の分かれるところ。記事中では日韓FTAとの兼ね合いも触れられているが、そうなるとこの点に関してもいろいろ考えるところが大きいかもしれない。

あとは、飛行機やビートルの増便とかの方がいいのではないかという議論もあるだろうし。ディベートの課題とかでも使えるかもしれない。

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2004年8月15日 (日)

ブラックジャックもどき?― あの誓いは私自身も真剣に考えていきたい

ある人は愛の伝道師と讃え、ある人は冷酷な守銭奴と罵る。それが、謎の天才外科医ブラックジャック。

ブラックジャックによろしくといえば、新人研修医が志高く薄給という環境の下で、さまざまな医療の実態と葛藤をしながら、より現場で学びながら志を忘れず生きてゆくという、現状をあきらめないという思いを伝える漫画である。

このたび問題になっているのはブラックジャックもどき、と言ってよいものか。
医師免許は持っているのだが、ニュースのタイトルはこんな感じ。
日本の医師免許ない世界的権威、神戸で心臓手術に参加
世界的な心臓手術の権威でもちろんこの人個人も医師免許を持っている、ただ日本の医師免許を持っていないことが問題なのだという。

確かに、国内での医師免許に関する制度改革が必要だとしても、安易に外国の医師免許を持っているものでも国内でも医療行為を行ってよいとなってしまうと、下手をすれば医療水準が下がってしまいかねないのでいろいろな施策が必要である。

しかし、今回はその道でも信頼ある権威。なんでもありではいけないが、それで救える命がある場合にはこういう行為は認めたほうがいいんじゃないかと思う。

ヒポクラテスの誓い

○医神アポロン、アスクレピオス、ヒギエイア、パナケイアおよびすべての男神と女神に誓う、私の能力と判断にしたがってこの誓いと約束を守ることを。この術を私に教えた人をわが親のごとく敬い、わが財を分かって、その必要あるとき助ける。その子孫を私自身の兄弟のごとくみて、彼らが学ぶことを欲すれば報酬なしにこの術を教える。そして書きものや講義その他あらゆる方法で私の持つ医術の知識をわが息子、わが師の息子、また医の規則にもとずき約束と誓いで結ばれている弟子どもに分かち与え、それ以外の誰にも与えない。
○私は能力と判断の限り患者に利益すると思う養生法をとり、悪くて有害と知る方法を決してとらない。
○頼まれても死に導くような薬を与えない。それを覚らせることもしない。同様に婦人を流産に導く道具を与えない。
○純粋と神聖をもってわが生涯を貫き、わが術を行う。
○結石を切りだすことは神かけてしない。それを業とするものに委せる。
○いかなる患家を訪れるときもそれはただ病者を利
益するためであり、あらゆる勝手な戯れや堕落の行いを避ける。女と男、自由人と奴隷のちがいを考慮しない。
○医に関すると否とにかかわらず他人の生活について秘密を守る。
○この誓いを守りつづける限り、私は、いつも医術の実施を楽しみつつ生きてすべての人から尊敬されるであろう。もしこの誓いを破るならばその反対の運命をたまわりたい。

この精神に照らし合わせてみて、もしその権威の協力がなければ患者が死んでいたという事態が発生するぐらいなら、協力はどんどんしてもらったほうがいいように思える。

単純にすべてそういうものを認めよ、というわけには行かないのだろう。
しかし、常にヒポクラテスの誓いを忘れずに医療に携わってほしい。

・・・・と、よく言われる。
しかしよくよく考えてみると、この言い方は責任転嫁の典型例だ。
実際問題、法律を変えたりするのは政治家、政令を発行したりするのは公務員。
医療に関わる法律も行政もこの例に漏れない。

だから「医師制度は問題だ」「医師にはモラルを」なんて軽々しく言ってる政治家も信用できない。
そういう輩には、「あんたの政治活動はヒポクラテスの誓いと照らしあわしてどうなんだ」と言ってやるべきなのだ。

そして、有権者、もちろん私もそういう指弾を免れないのだろう。
こうした問題が政治問題ともなり、遡上に上がっている以上、もはや一人一人の問題なのだ。

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で、余計な問題を取り除いて考えてみよう―NJのGov. James E. McGreevey

性道徳的な問題というものが、教育の場で強制されたり政治によって強制されるようなのは余計なお世話で、そういう強制なり教育というのは家庭でなされるべきものだ。

そういった行動の主体がお上で適当であるのは、性犯罪が行われたときの警察活動と量刑といった問題、ないしは婚姻であるとか出生であるとか戸籍とかそういう時ぐらいだと思うのだ。アメリカの同姓婚にまつわる政策対立は後者を反映したものだ。

しかし、ややこしいのは政治家が性道徳的な問題を起こしたとき、「何が問題となってくるのか」ってところ。

"My truth is that I am a gay American,"
ニュージャージー州知事のジム・E・マックリービーの辞任会見はこういった感じで始まった。

で、何が問題なのか。単にゲイアメリカンだから、ってなもんなら、「だからどうした」で終わる。
が、彼の説明によれば妻子ある婚姻という契約を交わした身にもかかわらず、他の男性と合意のうえで大人の関係を持つという、婚姻契約を違反するという間違っていて、愚かで、言い訳ができないとして辞任するのだという。

まぁ、不倫っていうのは道徳的にも間違っているから政治的な責任を取るのはわかるけれども、ここで論じてみたいのは、「そんなんだけで辞めたと考えてええんだろうか」という点である。

実はもうちょっと違った事情を抱えているようなのだ。
英語のニュースサイトをちらちら見るぐらいだけなのでよくわからないが、二つぐらい理由があるらしい。
一つは、相手から賠償金等々を要求されており、また告訴される可能性が高かったため、そうした状況を回避しなければ州政に大きな影響が出るとして、辞任会見に及んだとする説。
もう一つは、知事がそもそも不倫相手の男性を州の危機管理に携わるような職に就けたのは個人的な事情からであって、それが公になればテロ対策に力を入れていない民主党の知事というイメージがつけられるのを危惧したためという説。

まぁこれ以外にもさまざまあるようなのであるが、少なくとも大統領選を睨んだ同性愛の問題とはまったく別問題で推移しているのは間違いなさそうだ。
元々、不倫から出た問題だからそういうもんだろうと思う。

参考:http://story.news.yahoo.com/fc?cid=34&tmpl=fc&in=US&cat=James_McGreevey

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余計なお世話やっちゅうねん(2)−ジェンダーフリー

カタカナ語愛好家としても、このジェンダーフリーほど政策的思考で用いられ、実践されているにもかかわらず定義がはっきりしない言葉はないと思う。

で、そんなわけわからんもんを振りかざして教育できませんわな、ってな感じで東京都が教育現場からジェンダーフリーを撤廃。

そりゃそうだろう。男女共同参画といったところから生物学的な性差まで認めないなんていうレンジで推移する言葉は個々人で研究してやってけば良いことの話であって、教え込むって言うのは無謀ってなもんである。

男女が支えあって生きてゆくべきっていっても、支えあっていくのは男男でも女女でも人動物とか、生きるものすべてのもののあるべき姿ってもん。

その潤滑油としてでも、行き過ぎたジェンダーフリーでは、女性に可愛らしいと言ってはいけないらしいし、男性にかっこいいとは言ってはいけないらしい。
だから、最近進歩的文化人といわれる人達は日本人にはイケメンとは言わないが日本国外の韓国人にはかっこよさが韓国人男性の価値だというメタ認知の下に言ってるらしい。まぁこれはジョークとしていわれることだけども。

ジェンダーフリーでは「老婆」という「老爺」という言葉がないからダメなんだと。
別に国内外の男性を問わず「イケメン」と形容すること許されるらしい。「イケウイ」なんて聞いたことないけど、許されるんだと。

まぁ、こうしたおかしな状況に見直しが入るっていうのはよいことである。

要は、ジェンダーフリーであろうとなかろうと、自己の立場と他者の立場を入れ替えた場合に「不公正だ」と思えるような社会風土に関して見直していけばいいのだから、「服の色の区別はおかしい」とか「桃の節句とか端午の節句とかの男女別の風習はおかしい」なんていうおかしなことに沈着することを子ども達に教え込もうという余計なお世話が、この動きを端緒として減っていけばいいなと思う。

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2004年8月14日 (土)

余計なお世話だろう(1)−性教育

大体、性の問題に国家が介入すること自体がおかしい。
介入するのは、強姦が発生した場合に被害者を守り加害者を逮捕し裁く刑法的な問題が絡んできたときと、結婚や子どもの誕生等でその人が法的にどういう立場にあるのかを決定するぐらいでいいものだ。

子どもの性教育とか言われているが、これほどまでに性的な情報が氾濫している世の中なのだから、たとえば避妊の方法とかいったときも、そうした情報の中からどうすれば医学的にも適当な情報を得ることができるのかを教えておいて、あとは後は、親が保護者として性教育を教えればいい。

性教育は本来、親の仕事であるはずだ。
どうして、お上にコンドームの着け方を教わらなきゃいかんのだ。そんなことに使う人材や予算が存在するのであれば、別のところに使うべきである。

今の学校の先生の中には、生徒もしくは他校の生徒に性教育を「体験学習」させて懲戒免職となったケースもある。
また「体験学習」させないまでも、「こういう性向の人間もいる」ということをロールプレイングではなく地で教えてしまい懲戒免職となったケースもあるそうだ。

まぁ上の二つは正規のカリキュラムにあるものではないのだが、避妊の方法にはどういうものがあるとかそういうことだけ教えておいて、他は家庭もしくは本人の情報収集能力に任せるべきなのではないだろうか。まさか、一つ一つMake Loveのやり方を教えるわけには行かないのだから。

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2004年8月13日 (金)

デイリーテレグラフの記者が拉致されたということからわかること

英記者拉致し米軍撤退要求 暫定政府が説得工作

渡辺オーナーの辞任、オリンピック、原発といったニュースラインナップの中でそれほど大きく取り上げられなかったこの事件。

そういったところから
はっきりと明確にわかることは、
日本では大きなメディアはイラクに行ってない。

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2004年8月12日 (木)

あの日の教訓を生かさない手はない

米イージス艦が新潟東港への寄港を打診

阪神・淡路大震災から何週間後、在日米軍が支援を申し出たところ、当時の村山政権はこれを拒否したというのをテレビで見たとき、子どもながらに政治家の不甲斐なさに腹が立った。(何の番組だったか思い出せないが、確かハマコー氏が言ってたような気がするが定かではない)

そのほかにも自衛隊への派遣要請等々が遅れたとか、いったいどういうことなんだろうと思ったものである。

地震のことは折を見て、時系列で追っているサイトを探してみたり、神戸新聞のサイトなど、webで検索しているようにしているが、ホントに危機管理の点について問題がありすぎたんだなぁとか今は大丈夫なのかとかいろいろ思う。

また、水害・原発と危機管理が騒がれる中、また三菱自動車や雪印などの企業のリスクマネージメントが問われる中、過去のケースから学ぶことは大きいように思いながらwebや本を読むことも重要なのではないかと自分に言い聞かせている。

健康の危機管理。頭の痛い問題だ・・・・

ところで、このニュース。
雨が降り、堤防が決壊し、数週間も過ぎてしまっているけれども、いまだ復興には程遠い状態の中で「よっしゃいっちょやったるか」といっているんだからホントやってほしいと思う。
また、これを機会に災害復興支援の申し入れを受けた場合にどう対処するのかを、しっかりと決め、また他の国で災害が起こったときに自衛隊はどう動くのかをしっかりと決め、集団安全保障のみならず国際的にも災害にどう取り組んでいくのかということを決めるべきではないだろうか。

っていうか、決まっているのかもしれない・・・
調べるしかないか・・・

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2004年8月11日 (水)

ITER −美浜の事件をちょっと視点を変えて考えてみる

長崎に原爆が投下されたという歴史的な日に起こったという関連で世界的に報道されているが、その日でなくてもITER誘致という大事な時期に起こったこの事件の扱い方によっては日本の信用力を非常に低下させてしまう事態に陥ってしまう。

福井の関西電力美浜原子力発電所3号機の「減肉」による破断事故。
1986年に同種類のアメリカ・バージニア州にあるサリー原発2号機で同様の事故が起こっていた。
加えて、こうした減肉現象というのは、国内でも関西電力内でも業界の関連会社の中でも知られていたのに、なぜ対策が施されてこなかったのだろうか。
ひとえに危機管理の甘さからなる人災と言うことができる。

関西電力とその関連会社の関係者と原子力安全・保安院の責任問題であることは言うまでもない。
しかし、ここではあえてエネルギーにかかわるこの問題にまつわる縦割りの構造を見て取れたようなきもする。

というのも、文部科学省を中心にIETRという国際熱核融合実験炉の誘致を進めてきていたのがこの時期で、6月にウィーンで行われていた協議も日仏の間で選定地を巡っておもいっきりこじれたというのが原子力にまつわる現在の状況の一つ。

よく考えてみれば、「なぜ文部科学省なのだろう?」という疑問すら浮かんでくるのだが、実験施設ということでなのかもしれない。
また「縦割り」といったが、一応原子力の安全点検に関しては先に触れた原子力安全・保安院が一手に行政を司っているのだが、国際的な誘致という点ではその関与が見えない(だけなのかもしれないが)。

縦割りの構造っぽく考えてしまうのは、そういった誘致活動が進展中だったということを踏まえていたら、もっとシリアスに安全点検を監査していたのではないだろうかと思うからだ。

ってここまで書いて思うのだが、こうした問題が起こらないと点検不足だとか人災であると言えないのは情けないような気がするが、ちょっと書いてみた。

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2004年8月10日 (火)

バァ〜ンと、大輪の花火を打ち上げる新庄

新庄太っ腹、母校へバス1台差し入れ(日刊スポーツ)

被り物とかサングラスとかいろいろやるこの漢。
ついにここまで・・・

よっ、新庄日本一!
これ以上書くと無粋だし、あたしゃ素人だからアレなんですが、ド派手でしかもめちゃめちゃ意義のあるパフォーマンスと言うと誤解を招きそうだが、それこそ真のプロ精神。
なんというべきか、人がやってないことをやりつつ自らに付加価値をつけていく過程で、なんかいいことしてる。

こういう人間に私はなりたい。

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2004年8月 9日 (月)

36万ページ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040809-00000049-kyodo-int

オリンピック史上最大の対テロ限界体制!
とはいうものの、メインスタジアム建設遅れやらなんやでもたついているという批判があれど、やはりギリシア当局は力を入れて活動している。

ミサイルの配備、警備増員、NATOへの追加派兵要請といった活動のほか、なんと36万ページにもわたるテロ対策マニュアルを作り上げたのだという。

その内容はもちろん極秘だが、さまざまなケース・スタディを盛り込んでいるという。9.11の同時多発テロのようなハイジャックから自爆攻撃というケースや、公共交通機関に生物化学兵器が用いられたというケースでは95年の地下鉄サリン事件をもとにその対策法について書かれているという。

こうしたニュースに触れるたびに思うのは、地下鉄サリン事件ってやっぱりすごい事件だったんだなぁと言う当たり前の事実である。

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2004年8月 8日 (日)

中学四年生、でも義務教育費国庫負担制度も撤廃してほしい。

♪こうこーさんねんせぇ〜
って古いですかね。高校三年生。
歌うは舟木一夫、作詞は丘灯至夫、作曲は遠藤実。
高校三年生、それぞれ別々の道を歩んでいく青春模様を歌い上げた名曲です。

中学三年生、と聞くとまた、義務教育の終わりとともに私立受験経験者を除いては、受験やらでいろいろある、なんともいえない青春真っ只中の年頃です。

で、中学四年生と聞くと「?」「アメリカ?」というような印象を抱く。
そりゃそうで、旧態依然とした憲法とおんなじぐらい歳とって硬直的な教育行政。
そうしたところの改革ででてきそうなのが、「中学四年生」

で、「何が変わるんか」と言うのが気になるところ。
実際問題、6・3制→5・4制から変わるっちゅうだけの話に見える。
9年の間の区切りが違うようになるだけ、同じ校舎に通う年数が変わるだけ。といっても、小学校・中学校が同じ敷地にある場合もあるからウチら変わらんよと言うの話もある。

しかしながら、こうした5・4制に変えることができると言うことが意味するところは、
ナショナル・ミニマムは設定するけど教育カリキュラムは地域に任せるという大改革である。
これだけではない。独自に編成できると言うことは、そういう新しい制度になったら教員免許の制度も変えるということで、専門職大学院に行ったり、10年で教員を審査して免許の再交付の可否を決すると言う大改革。
でも、義務教育費国庫負担制度には触れていない。

と、ここまでは産経新聞の記事の蛇足版。

問題は、義務教育費国庫負担制度。
義務教育費国庫負担制度を堅持しようとしているために、廃止・削減を論議している全国知事会・経済財政諮問会議との紆余曲折が予想されるというもの。

ちょっと整理しないとわかりにくいし、この整理で理解が正しいかどうかはわからない。
と前置きした中で論ずるなら、政府はこの制度を残すことで影響力を保ちたい、全国知事会としては自分らの自治は自分でやっていきたいんやと、経済財政諮問会議はそんなん地方に任せたらええと、言った感じで論じてるんだろうと思う。

でおかしいと思うのは、政府の姿勢。教育に関しては地方に任せていきます、と言いながら、その運営に当てられる義務教育費のうちの半分を占める義務教育費国庫負担制度を残したままにする姿勢というのは、なにか「やれるモンならやってみやがれ」って感じに見えてしまう。

そんなことはないはず。
地域の状況にあわせた教育制度が必要だってことから出てきた話なんだから、バァ〜ンと任せたらいいんじゃないかと思う。

もし自由と民主政治を守り抜くことが、わたしたちの市民としての義務なら、わたしたちの人間としての義務は、未来を担う子どもたちに自分よりも多くのものをあたえることではないでしょうか

大好きな「ザ・ホワイトハウス(The West Wing)」という現実的にアメリカ政治を題材としたドラマの中に、こういうセリフがあります。

まさに、そのとおりだと思います。「一方が損をする、得をする」というのではなく、双方が得をするのが望ましいに決まっている。しかし、もし万が一、万が一損をするものがいるものがいたとしてでも、将来を形作る教育を、全国一律とするのではなくて、より身近なレベルで考えるためにも義務教育費国庫負担制度と言うものを見直し、地方に任せ、その地域の首長を一人一人が選ぶことで、教育に多大な貢献しようとするシステムを作ってもらいたいと思います。

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2004年8月 7日 (土)

「小学六年生」で紹介のHPからアダルトに接続、だからどうしたというのだ

「小学六年生」で紹介されたサイトにアダルトコンテンツにリンクが張って、購入者の親が激怒。

どーでもいい。だからなんなんだ。
普通のサイトから数回クリックしたら、どの道アダルトコンテンツに到達するのがあたりまえ。接してしまうのが問題なのか、それほど身近にあることが問題なのか。

否である。そういうことに過剰反応し、排除してしまえば大丈夫だという考え方が危険なのだ。

ちなみに、意図的に(←ここ重要)リンクを辿って、
このサイトから4回ぐらい
文部科学省のサイトから8回ぐらい
首相官邸のサイトや日教組のサイトから6回ぐらい
リンクをクリックしたらアダルトコンテンツに到達。
(この4つの中では、うちが一位です。イェイ!)

要は、意図的にあるサイトに張られている外部リンクのなかで、より多くのサイトへのリンクが張っているサイトであるとかを見定めて辿っていけば、アダルトコンテンツにぶち当たる。

「世界中の人は知り合いの知り合いを辿っていけば20人ぐらいでつながっている」と言われるが、そういった現象はハイパーテキストでつながってるWWWでは珍しいことではない。

で、子どもが大人が見せたくない情報にアクセスしてなにが問題なのかがまったくわからない。
もし問題だとするなら、フィルタリングソフトを家のパソコンにインストールする等の方策がある。

しかし、それでよいのか。
社会の中に無菌室を構築し、子どもを守ろうとすることにどれだけの意味があるのか。

はっきり言って、接さないようにするのは簡単だ。そういう単語をサーチし、不適格なら表示できないようにすりゃぁいいのだ。
で、何が解決するのか。
何も解決しない。出会い系等々が厳然と存在する社会とそうしたものと極度に切り離された人工のの育成空間。これらを完全に分けることなど不可能で、せいぜい浸透膜のような膜を張るのが精一杯。
で、濃度が高ければ膜から低いほうに流れるのが世の常。

情報と言うのは、出ていない情報ほど価値があるし、魅力が出てしまう。だったら、どういう情報が身の回りがあり、そうした情報が危険なのか安全なのかを判断する能力を教えるべきだ。

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2004年8月 6日 (金)

大統領選の両陣営ともいかんともしがたいファクター

こういった動きが選挙の主導権を握ることも、こういった動きをどちらも利用しようとはしないだろう。

華氏911やジョージ・ソロスに見られる反ブッシュの動きに呼応するかのように出てきたのが、反ケリーの動き。

こうした動きを雑に分けて考えるなら、大きいもの一つと小さいものが一つの。小さいのはケリーの出自がユダヤ系というもの。まぁ、これは受諾演説の中でも出てきたりしたし。

で、大きいのがベトナム戦争での戦歴と勲章を三度受章したとかで、強いアメリカの軍最高司令官を印象付けようとしているケリー氏に対して、「こうした経歴に疑わしい点が多々ある!」という点を指摘するCMがそれである。

民主党党大会では、退役軍人とともに壇上に上がるという、自らに勇気があるという主張を行っていたケリー。
彼に共感する退役軍人が多いものの反感を覚える退役軍人も多い。例を挙げるなら、パープルハーツ勲章を巡っては、ベトナムからアメリカに帰ったケリーが反戦の姿勢を示すために投げ捨てた(後に、投げたのは自らのではなく戦友に頼まれたものを捨てたのだと発言)というケリー候補に関する評価もさまざまだ。

しかし、こうしたものを共和党、ないしはブッシュ・チェイニーチームが、ケリーに対するネガティブキャンペーンには使えないし、また使おうとはしないだろう。
そこに言及するなら、ブッシュ自身はそのときどこにいたのかという問題が出てくること以上に、そうした勢力を取り込んだ場合に、どういう作用を及ぼすかわからない。

また、そうしたものを取り込んだら党内からも反発が起こる。というよりすでに、こうしたキャンペーンに対して共和党の大物上院議員のマケインが抗議の意思を強調したコメントを出している。http://www.cnn.com/2004/ALLPOLITICS/08/05/kerry.mccain.ap/index.html

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2004年8月 5日 (木)

「農業に株式会社参入」を全国的にっていう見られぬニュースに見る小泉総理の真骨頂

ニュース番組は、時間内に重要で生活に密接し(あと数字が取れる)出来事を効果的に報道しようとするため、
「一日の確認作業」をひとつのニュース番組で行うなどというのは不可能という性質を持っている。

もちろん、ニュースだけの話ではなく新聞だってそういった面はテレビほどにはないにしろ持ってるだろうし、インターネットだってそうだろう。

そのため、構造改革特区という構造改革を進めようとする政策の前進があったのかなかったのか、ということが分からないという現実がある。

で、今日なにがあったのかということをきょろきょろとwebを眺めている、見つけたのがこのニュース。

“農業株式会社”全国的に解禁…農地法改正へ

ニュースでは見てないけど、農業株式会社が全国に解禁されるって言うのはすごいことだと思う。
記事中等にもあるように「担い手が増える」などのメリットと、「利益でなかったらほったらかして農地は荒廃する」「企業が入ってきたら、野菜の価格が輸入作物で下がっている中さらに下がって、農家の生活はどうするのだ」といったデメリットの間で、それはそれは決着がつくのだろうかと思うぐらいにもめていたこの問題。

それが特区導入で実現しようとしているって言うのは、専門家に丸投げしているとかいろいろな問題がある小泉総理には、政権担当者として実現力があるという証左ではないだろうか。

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2004年8月 4日 (水)

寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚・・・

総務省の英語名「長すぎて…」 改称を検討(産経)

寿限無・・・とかが個人の名前だったら名前欄にはみ出したり、点呼で時間をとる(もっとも、苗字だけでとればいいのだが)とかの支障はあっても、なんら問題ないってなことは過去ログで言ったことがある。

しかし、正式の場で使われる省庁の名前はそうもいかないようである。麻生総務大臣曰く、長くて支障がある。しかも、長ったらしくわかりにくいのだそうだ。

Ministry of Public Management, Home Affairs, Posts and Telecommunication(行政管理・内務・郵政・情報通信省)という名称から日本人なら手に取るわかることは、「そういえば、いろいろくっついて誕生したんだっけ」ということぐらいのような気がする。

ちなみに、英語名の長い順番は

Ministry of Public Management, Home Affairs, Posts and Telecommunication
Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology
Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries
Ministry of Land, Infrastructure and Transport
Ministry of Economy, Trade and Industry
Ministry of Health, Labor and Welfare
Ministry of Foreign Affairs
Ministry of Environment
Ministry of Justice
Ministry of Finance
Defense Agency
Cabinet Office

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2004年8月 3日 (火)

ふりかえれば、ネーダー

ケリーの受託演説後の世論調査の結果をいろいろ見ていて、ロイターの記事にふと目がとまる。

2000年選挙ではゴア票がネーダーに流れた、という言われ方をしていたが、この記事を読んでそれだけラルフ・ネーダーが強いんじゃないのかと思わされた。

ロイター記事の

ニューズウィーク誌の調査によると、ケリー議員の支持率は49%、ブッシュ大統領は42%。無所属のラルフ・ネーダー氏は3%だった。
7月初旬の調査では、ケリー議員が47%、ブッシュ大統領が44%、ネーダー氏が3%だった。

という部分に注目すれば、ネーダーの支持率だけ3%と安定している。

と、こうしたところからホントネーダーって根強い支持者がいて、そのために数パーセントを争う両陣営がネーダーに注目すんだなぁということが判るような気がした。

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2004年8月 2日 (月)

Flip flopper - 考えをコロコロ変える人

民主党党大会から数日。
国際協調主義を謳いながらも先制行動主義のいいとこどりを主張していたケリーの受託演説。
どうしても、Flip flopperというイメージが拭えなかったのか、世論調査の結果もパッとしない。(『米大統領選挙 ブッシュ氏が支持率リード ケリー氏正式指名の直後でも…(産経)』

Global Market Insite(GMI)が日米英仏独加中ロで2004年6月に実施した調査では米国を覗く各国は圧倒的なケリー支持という結果にブッシュ陣営が危機感を覚えたと言われている。
しかし、ケリー陣営にとっては、今回のこの結果はそれ以上の危機感を覚える内容だろう。

「二つのアメリカ」を一つにするという人名まで挙げて訴えたメッセージにではなく、ふらふらしている外交政策で痛手をこうむったケリー。そういったフリップフロップなふらふらした主張に対する批判に配慮する形で、「プレゼンスは確保するが、増派はせず削減は行っていく」と表明した。

しかし、これにはイラク情勢が安定していなければ不可能なのではないかという疑問の声も多くある。
対テロを掲げながら、そうした地域から兵力の削減をアメリカ一国が行うといった、イラク人の安全を無視し(そもそも戦争自体一般民衆の安全を無視したものであるのだが)、他の派遣国との強調を壊す形で行うことが可能なのかというのがその大きな理由である。
安全だったら削減するのは当たり前で、削減した上で違ったかたちでイスラム社会を支えていくのは、ブッシュにとっても望むところに決まっているのだから。

とかく、「2つに分かれてしまったアメリカを1つに」といったことや保護貿易主義といったことは伝わってきても、対テロという重要分野でどういうことをいっているのかまったく伝わってこないケリー候補。まだ先が長い選挙戦の中でどういうことを主張して行くんだろうか。ちょっと見ものである。

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2004年8月 1日 (日)

ブッシュ・ケリー、そしてラルフ・ネーダー

MBAホルダーという異例の経歴を持つ現職大統領のブッシュ。
パープルハーツ勲章の受勲という輝かしい戦歴を持つケリー。
そして・・・・ラルフ・ネーダーって誰だっけ。

どちらかといえば、ゴア票がブッシュに流れたとか名前の記載位置がどうのこうのでしかニュースで見聞きしない名前。他の印象といえば、ラルフ・ネーダーは消費者問題活動家であるということぐらいだ。

そんなラルフ・ネーダーが、今年の大統領選でも大きな問題として注目されている。
共同通信のネーダー氏で再び波乱も 民主、共和が露骨に介入という記事によると、民主党側はなんと出馬を断念させようと行動しているのだとか。

いったいどういうことなんだろうと思いながら、フジテレビのニュースJAPANのホームページへ。
その中のInside AMERICAというコンテンツ中にある、アメリカABCのラルフ・ネーダーの担当記者による分析がインタビュー記事によると・・・

結構すごい人です。シートベルトやエアバックの導入のために活動し、その成果で今車についているという風に思われていたり、アメリカ文化の象徴との声も支持者からは上がっているなど、伊達に大統領候補じゃないんだなという感じです。

詳しくは、リンクから辿ってみてください。

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