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2004年8月31日 (火)

共和党大会一日目(2 ブッシュの口は災いの元)

今日の演説で登壇した中で注目されるのはやはり、マケイン上院議員とジュリアーニ元ニューヨーク市長。

どちらかと言えば、共和党の中では穏健派(社会政策的なものが穏健)であるので、党綱領の部分部分を見ていけば彼らの個人の主張とは違うものとなっている。

といっても、そうした部分部分が違うとは言え、戦時大統領としてのブッシュの姿勢を一貫して支持していると言うことは伝わってきた。

「彼は将来に対して明るい見通しを持っており、毅然として国政に、そしてテロとの戦いの陣頭指揮を強いリーダーシップの元に行っている」
こういうメッセージを二人は強調したのだが・・・

おそらくこの二人のみならず、共和党関係者やホワイトハウス関係者にとって、この演説の前に口をふさいでやりたかった人間が少なくとも一名いたに違いない。

会場にいてブーイングを当然のごとく浴びたマイケル・ムーアではない。
他ならぬ、ジョージ・ウォーカー・ブッシュである。

Bush suggests war on terrorism cannot be won(MSNBC)
ブッシュはテロとの戦いに勝つことができないと消極的に示した・・・・
もちろん、戦うことを辞めるといったことでもなければ、敗北を表明したわけではない。
現に彼は、テロに対して攻性の姿勢を示し、テロと戦っている。

それにしても何を言ってるんだろう、この大統領は・・・
まぁ経済方面に気をとられて、口を滑らしたってところだろう。

なんてことで、済めばスタッフも野党もいらない。
朝日新聞によると、インタビュー終了後に早速、マクレラン大統領報道官は、記者団に「対テロ戦争はこれまでとは違う種類の戦争である。そのため、通常の敵ではなく、過去の戦争のように降伏したり、条約を結んだりすることは予想できない。」と「勝てない」けれども「われわれはテロリストが活動しにくい状況を作っていくことは可能である」とする意味であるとの説明しなけらばならないという余計な対応に追われたらしい。(参照)

ホントは、対テロに関しては党大会でより鮮明にして、経済対策をフォローしたかったんだろうけど、ブッシュの発言はあまりにもアレ過ぎる。

で、民主党が噛み付かないわけなく・・
“The war on terrorism is absolutely winnable,” Edwards said later on ABC’s “Nightline.”
なんて、塩を敵に送るようなことになってしまったとのこと。

世論調査では逆転したブッシュ。
いい感じだったにもかかわらず、自らの失言でけっつまずいた中で始まったGOP Convention後には、この失敗をリカバーし、強い大統領と言う姿と明確なビジョンを示して、支持率をより上げることができるのだろうか・・・

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投稿: Alfred | 2007年6月19日 (火) 09:15

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» アメリカが燃えている! [Airaのおもしろ雑学]
ブッシュ米大統領を次期大統領候補に指名する共和党大会の開幕!会場あるニューヨークでは反ブッシュで大規模行進が行われ、なんと!数十万人が参加。デモ行進の先頭にはブッシュ大統領を痛烈に批判した映画「華氏911」のマイケル・ムーア監督の姿もあったとか。再選し... kuronekoさん、コメントありがとうございます。 ホントどうしてなんでしょうね。民主党の中の人っていったい何なんでしょうね。 個人的にも参政権年齢引き下げには賛成ですが、大きな政治的なイシューとしては忘れていた気がします。正直、「あっ、そういえばそういうことも書いてたっけ」という懐かしさを感じるほどでもあります。ある民主党議員(若手某元政調会長)の選挙ボランティアに行ったことがあるのですが、当時未成年だったため、公選法の絡みでビラまきや電話かけ等のいわゆる「特定候補への投票を呼びかける」といった行為はできませんでした。「悪法もまた法なり」などとわかった風に理解する中で、なんともいえぬ無力感を感じてたりもしました。 こういった法を破ったらそれこそ民主主義を根幹を成す法秩序はもちろん選挙制度を壊すことになりますから当然のことなんですが。 では、なぜそれほどまでに個人的にも実感のある問題を忘れていたのかというと、民主党自身が結党以来の政策として掲げながら(http://www.dpj.or.jp/seisaku/kihon/seisaku.html)、ちょっとしたコメントの中にも出てこなければ、声高に取り組んでこなかったからではないかと思います。 そのくせ、なぜ鳩山議員がhttp://blog.livedoor.jp/tomoyts1/archives/5925272.htmlで紹介したような在日外国人賛成(しかも韓国人にのみウェイトを置いて公平性に欠く)コメントを残したのか・・・疑問はつきません。 そのため「あっ、そういえばそういうことも書いてたっけ」といった感じがいなめません。 どうして民主党がそんな感じなのかはわかりません。個人的には、18歳以上の参政権よりも在日外国人の参政権を認めたがるような政党である程度としか感じられません。 個人的には日本の民主党に以前のエントリー(http://blog.livedoor.jp/tomoyts1/archives/5925272.html)で、 「このたびふつごうのぎこれありそうろうゆえ そのほうりえんもうしつくべきそうろうあいだ たこくにてせいけんとるもくるしからずそうろう よってくだんのごとし」なんてことをある一定の文脈の中だとしても書いてしまったので、民主党についてはこの程度にしておきます。 ところで、この問題は民主党が声高に主張し始めるのとは別に、憲法改正問題との絡みで政治的なイシューとして出てくる可能性があります。18歳選挙権といった形で、選挙人資格を得る年齢を引き下げる際に、「では被選挙人資格はどうするのか」という話が出てくると予想されるからです。 憲法第44条は、両議院の議員及びその選挙人の資格は法律で定める、といったように規定されています。 第15条では、公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利であるとされ、同15条3項では、公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保障する、といったように規定されています。 といった感じで、若干選挙権と被選挙権が憲法で別々に定められている様な感じがあるからです。 そのため憲法改正論議の中で、「選挙人資格年齢を引き下げるといった議論があるのに、こういう条文でよいのか」みたいな感じで、参政権の問題も論議が起こってくると思います。 もしくは、民法・刑法等改正の中で果たして成年とは何歳をさすべきなのかというところがクローズアップされた場合です。 ・・・こう書いてきてもやはり必要なのは政治家のやる気しだいだとしか思えないですね。 [続きを読む]

受信: 2004年8月31日 (火) 17:02

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